【MTGRocks】記事情報:31年の歴史を持つ忘れられたクリーチャータイプ、再評価の時。

マジック:ザ・ギャザリング(MTG)には、1993年の誕生以来、314種類ものクリーチャータイプが存在します。
しかし、そのすべてが平等に扱われてきたわけではありません。
中には長年忘れ去られ、サポートを失ったタイプもあります。
その代表例が「エイトグ」です。
今回は、この古参タイプの現状と可能性を探ります。
要点解説
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エイトグの歴史と特徴
- 初登場は『アンティキティー』セット。
生贄を伴う能力を持つユニークなクリーチャータイプ。 - 全部で12種類しか存在せず、最後の新規カードは22年前の「メガエイトグ」。
- 「エイトグ」は強力すぎてパウパーで禁止。
親和との相性が原因。
- 初登場は『アンティキティー』セット。
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注目カード
- 「時エイトグ」:自分のターンを犠牲にする代わりに致死級ダメージを狙える。
- 「サイカトグ」:Premodernで再評価され、価格が急騰。
『モダンホライゾン3』でオマージュカードも登場。
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コマンダーでの可能性
- 唯一の伝説的エイトグ「アトガトグ」が軸。
5色対応でテーマデッキ構築可能。 - サポート不足のため、多相で補強する必要あり。
- 犠牲を活かした戦略に転換可能。
「一座の支配人、ジョーリ」「クロールの死の僧侶、マジレク」「波乱の悪魔」などと好相性。 - 「信仰の見返り」「第二の日の出」も必須級。
- 唯一の伝説的エイトグ「アトガトグ」が軸。
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コスト面の魅力
- 最も高価なカード「時エイトグ」でも約1,570円。
- 全エイトグを揃えても約3,140円と非常に安価。
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再録の可能性と現状
- エイトグは予約リスト対象外で再録可能だが、20年以上新規カードなし。
- 「ビーブル値」で再登場難易度は7と高め。
- 「貪欲な侵入者」は事実上のエイトグ再録だが、タイプはグレムリンに変更。
- 将来的な復活は厳しいが、犠牲シナジーや新しい多相で間接的な強化は期待できる。
まとめ
エイトグは、MTGの歴史に深く刻まれたクリーチャータイプでありながら、長らく新規カードが途絶えています。
しかし、犠牲を軸にした戦略やコマンダーでの構築はまだ可能で、低コストでユニークなデッキを楽しめる点は魅力です。
もしテーブルで懐かしさと個性を演出したいなら、エイトグデッキはまさにその選択肢となるでしょう。
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