【MTGRocks】記事情報:5年ぶりにMTG Arenaで初の独占禁止令、狂気の『ダスクモーン』のコンボ活性化カードに影響。
Magic: The Gathering(MTG)のデジタルプラットフォームであるMTG Arenaは、リアルカードゲームに近い体験を提供していますが、デジタル独自の調整も行われています。
今回は、最近リリースされた『ダスクモーン』セットから登場した「残響の力線」が、MTG Arenaの「Best of One(BO1)」フォーマットで禁止されたという重要なニュースが話題になっています。
要点解説
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「残響の力線」の禁止
「残響の力線」は、「BO1」フォーマットで即座に禁止されました。また、アルケミーフォーマットでも「一時的に禁止」され、今後リバランスされる予定です。- カード効果:ゲーム開始時に手札にあると戦場に出すことができ、自分のクリーチャーを対象にしたインスタントやソーサリーをコピーできる。
- 禁止理由:相手が2ターン目でゲームを終了されるコンボが問題となり、特に「BO1」フォーマットで多くのプレイヤーに不満が広がっていました。
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禁止の影響
「残響の力線」は、Arenaの「Best of Three(BO3)」や紙のスタンダードでは引き続き使用可能ですが、MTG Arenaにおける「BO1」フォーマットでは大きな問題を引き起こしていました。
特に、サイドボードを使用できない「BO1」では、コンボを防ぐ手段が限られているため、プレイヤーが不満を感じる原因となりました。 -
コンボの詳細
「残響の力線」は、無料で戦場に出ることができ、2ターン目に大ダメージを与えるコンボを実現します。
特に、1ターン目に「心火の英雄」などのクリーチャーを出し、2ターン目にコンバットトリックを連続で使用して相手に20点のダメージを与えることが可能です。 -
プレイヤーの反応
禁止の決定は多くのプレイヤーから歓迎されており、MTGコミュニティでは「迅速な対応」として高く評価されています。
プレイヤーは、この禁止措置が「ゲーム体験を改善する良い決断」であるとしています。
また、力線を使用していたプレイヤーにもワイルドカードによる補償が行われるため、公平な対応がなされていると感じられています。 -
今後の展望
「残響の力線」の禁止によって、「BO1」フォーマットでの極端なコンボデッキが抑制されることが期待されますが、赤単などの速攻デッキが引き続き強力な存在として残る可能性も指摘されています。
しかし、力線のコンボほど速攻で決着がつくことはなく、プレイヤーがもう少し対抗する余地があるとされています。
まとめ
「残響の力線」の禁止は、MTG Arenaの「BO1」フォーマットにおいて非常に適切な対応とされ、多くのプレイヤーから支持を得ています。
特に、相手が2ターン目でゲームに勝つ極端なコンボが削減されることで、より健全なゲームプレイが期待されます。
今後も、MTG Arenaではこうした迅速な対応が求められる場面が増えると予想されます。
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