賞金総額約7492万円のMTG大会で新たなメタ破りデッキが登場。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:賞金総額約7492万円のMTG大会で新たなメタ破りデッキが登場。

 

 

 

長らく偏った環境が続いたプロツアーですが、今回の『久遠の終端』ではようやくバランスが取れた健全なメタゲームが示されました。
禁止改訂で「死の国からの脱出」が姿を消して以降、モダンは多様性を取り戻し、今回の大会でも決定的な最強デッキは存在せず、多様な戦略がしのぎを削っています。
その中で特に注目を集めたのが「エスパー・御霊」の台頭です。

主なポイント

  • エスパー御霊がTier1に昇格

    • 「御霊の復讐」で「偉大なる統一者、アトラクサ」を蘇生するコンボが軸。

    • 新戦力「量子の謎かけ屋」や中核の「超能力蛙」によって安定性と爆発力が強化。

    • 「儚い存在」で「アトラクサ」や「孤独」を再利用し、墓地追放のデメリットも回避可能。

    • 墓地対策を軽視するメタ状況も追い風。

  • タメシ・ベルチャーの好位置

    • 有利不利の偏りが少なく、特に「ボロス・エネルギー」「エルドラージ・トロン」に有利。

    • 「御霊」相手にも互角に戦える。

    • ただしメタ読み次第で対策されやすく、安定した結果を残せるかは準備次第。

  • ボロス・エネルギーの立場低下

    • モダンを代表してきたが今回は第3勢力に後退。

    • 「御霊」に微不利、「ベルチャー」「ネオフォーム・コンボ」には大不利と苦戦を強いられる。

  • その他のアーキタイプ

    • 「アミュレット・タイタン」「ネオフォーム・コンボ」は爆発力があるが、「思考囲い」や打ち消しで大きく阻害されやすい。

    • 「イゼット・果敢」は人気があるものの勝率は低迷。

    • その一方で「ディミーア・切削」「ゴルガリ・ヨーグモス・コンボ」など多彩なローグデッキも参戦しており、環境の健全性を裏付けている。

  • スパイダーマン新カードの登場

    • ちょうど公式発売と重なったことから、一部の新カードも大会で使用可能に。

    • すでに注目されていた強力なカードがプロツアーでも姿を見せる見込み。

まとめ

今回のプロツアーは、ここ1年以上で最も健全かつ多様性のあるモダン環境を示しました。
「エスパー御霊」の躍進は驚きでしたが、「ベルチャー」や「ボロス・エネルギー」、さらには多彩なローグデッキまで活躍の余地を持つ状況は、プレイヤーにとって理想的といえます。
スパイダーマン新カードの参入も相まって、今後のモダンはさらなる進化が期待できるでしょう。

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