【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジー統率者が26年前のMTGカードを709%高騰させる。 – マジック:ザ・ギャザリング


『ファイナルファンタジー』とのコラボで注目を集めている統率者戦用の構築済みデッキですが、その中の一枚、「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」との強力な相性により、「眠りの印形」の価格が急騰しています。この記事では、その背景と今後の展望について解説します。
要点まとめ
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カード価格が700%超の急騰
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「眠りの印形」は1ヶ月前まで約125円だったが、現在は約1,064円にまで上昇。
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特に「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」との組み合わせが注目されたことがきっかけ。
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「ヤ・シュトラ」とのシナジー
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「ヤ・シュトラ」は3マナ以上の非クリーチャー呪文を唱えるたび、各対戦相手に1点のダメージを与える。
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このダメージは戦闘ダメージでなくとも「眠りの印形」の能力を誘発させるため、各対戦相手のクリーチャーを継続的に手札に戻すことが可能。
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カードの入手難易度が上昇
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「眠りの印形」は過去に『ウルザズ・デスティニー』と『Duel Decks: Venser vs. Koth』でしか印刷されておらず、再録数が極端に少ない。
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Duel Decks版は現在、良品価格で約1,846円に達している。
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今後の価格動向は不透明
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統率者戦における価格高騰は一過性のケースが多く、長期的に値段が維持されるとは限らない。
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さらに、FFコラボデッキは「フレーバー重視」の設計のため、プレイヤーによっては改造に慎重な傾向があり、販売数が伸び悩む要因ともなっている。
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それでも過小評価されていたカード
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「眠りの印形」は長らく相性の良いカードが多かったにもかかわらず、注目されずにいた。
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今回の騒動でようやく本来の強さに見合う評価を受け始めたとも言える。
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まとめ
「眠りの印形」の急騰は、たまたまの発見というよりは「過去に埋もれていたシナジーの再発掘」と言えるでしょう。
特に統率者戦のような長期的なカード活用が前提のフォーマットでは、古いカードが突如脚光を浴びることも少なくありません。
今後も「ヤ・シュトラ」を活用したブルー系のコントロール戦略が支持を得るなら、このカードの価値はさらに上がる可能性があります。
とはいえ、価格が安定するかは不透明であり、購入は慎重に判断したいところです。
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