【MTGRocks】記事情報:ファイナルファンタジーのMTGカード、接触だけで対戦相手を敗北させる。


『マジック:ザ・ギャザリング × ファイナルファンタジー』のプレビューが進む中、強烈な存在感を放つ召喚カード「召喚:蛮神オーディン」が公開されました。
相手プレイヤーにダメージを与えると即座に敗北させるという、いわば“プレイヤー接触版の接死”とも言える能力が話題を集めています。
要点解説
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「召喚:蛮神オーディン」の基本性能
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コストは6マナ、5/3のクリーチャーで英雄譚・クリーチャーとして登場。
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戦場に出た時に対象のクリーチャーを破壊、第3章ではカードを2枚ドロー。
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そして第2章で得る能力が「このクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えると、そのプレイヤーは敗北する」。
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統率者戦向けの強烈な一発要素
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通常は1ターンしか猶予がなく、しかもステータスは控えめだが、複数人対戦の統率者戦なら隙のあるプレイヤーに刺さる可能性が高まる。
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この即死級の効果を活かすため、相性の良いカードと組み合わせるのが鍵。
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相性の良いカードたち
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「魔力の導管」:英雄譚のカウンターを操作し、最終章に到達するのを防ぐ。
ドローや能力を毎ターン活用できる。 -
「呪詛の寄生虫」:同様にカウンターを除去でき、色の相性も良く統率者戦でも活躍。
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「巣ごもりの地」や「フィオーラへの侵攻」も選択肢だが、コストやタイミングに制限あり。
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「レイヴンズソープの伯爵、シグルド」は一応対応しているが、色の相性が悪く統率者戦では構築に工夫が必要。
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英雄譚全般の支援カードとの相性も良好
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「寓話の歌い手、ナルシ」:英雄譚が墓地に落ちるとドローとライフドレイン。
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「トム・ボンバディル」:英雄譚の代表的な統率者。英雄譚が終了しても次々と新たな物語を展開。
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「生ける伝承、佐津樹」:黒を含まないものの、「召喚:蛮神オーディン」を回収可能。
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競技構築フォーマットでの評価
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標準環境では6マナは重く、即効性の低さや1ターン限りの存在が足を引っ張る。
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ミッドレンジミラーなど遅めの環境ではチャンスもあるが、基本的には統率者戦向き。
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まとめ
「召喚:蛮神オーディン」は、見た目以上に深みのあるカードです。
瞬間的な除去とドロー、そして夢のような即死効果を備えた1枚は、特に統率者戦において「一撃必殺」系の戦術を好むプレイヤーにとって理想的な選択肢となるでしょう。
ただし、効果を最大限に発揮するには工夫が必要です。
英雄譚の章を操作する手段をしっかり用意し、攻撃を通すための布石も忘れてはなりません。
逆に言えば、準備が整えば誰もが「オーディンで一人落とす」という忘れられない勝利体験を味わえる可能性があるということ。
スタンダードでは厳しくとも、統率者界隈では十分な注目を集める1枚。
今後の英雄譚系カードや召喚獣サポート次第で、さらなる活躍も期待できそうです。
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