【晴れる屋】記事情報:「J-SPEED式」シミックウロボロイドが大暴れ-
最近のスタンダード大会で、注目のプレイヤー・きたしま氏が「チャンピオンズカップ シーズン4 ラウンド2 スペシャル予選」を突破。
また、オンラインでの「Standard Showcase Challenge」でも複数のメタデッキが結果を残しました。
本稿では、これらの大会結果をもとに、今注目すべきデッキと戦略を振り返ります。
要点解説
チャンピオンズカップ予選結果と注目デッキ
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46名参加の予選大会において、4名が本戦出場権を獲得。
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出場権取得デッキの内訳:シミック・ウロボロイド ×2、赤単 ×1、ティムール戦告者コンボ ×1。
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特にシミック・ウロボロイドは2名が権利を獲得する優秀な成績を示した。
シミック・ウロボロイド構成の注目点
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J‑SPEED式ウロボロイドの改変版で、標準構成から「遺伝子変異の成虫」をあえて除外。
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代替カードとして「フラッドピットの溺れさせ」を採用。瞬速+盤面干渉能力で、赤単との相性改善を図る。
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3マナ域のクリーチャー構成にも調整を加え、除去耐性を高める改良が見られる。
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サイドボードにはアグロ対策・墓地対策・除去耐性強化カードがそろっており、相手構成に応じた対応力が意識されている。
ティムール戦告者コンボの変化点
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このコンボデッキは、『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』セット内のカードとの相互作用で強化された過去がある。
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「蜘蛛の顕現」の採用により、序盤のマナ展開+フィニッシュ性能が向上。
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結果、この改良でより柔軟かつ強力な動きが可能となっている。
Standard Showcase Challenge 結果
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176名参加のこの大会では、上位入賞デッキに赤単、イゼット大釜、ジェスカイコントロールらが登場。
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優勝は赤単、2位~7位にはイゼット大釜がずらりと並ぶ。
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ジェスカイコントロールがトップ8に割り込むなど、多様なメタの顔ぶれが確認された。
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ジェスカイコントロールの構成としては、「道の体現者、シィコ」を中心に、「稲妻のらせん」「食糧補充」などのカードが息の長い戦略に寄与。
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ミラーマッチ対抗策として「終止符のスフィンクス」などを残しつつ、サイドボードで「湧霧の村」「鋭い目の管理者」「ティシャーナの潮縛り」等が採用されていた。
まとめ
今回の大会結果には、既存メタへの挑戦や新戦略の芽が多く見られました。
特にシミック・ウロボロイドの進化は、既存デッキの枠を超えた可能性を感じさせます。
また、ティムール戦告者コンボの強化も興味深く、環境への適応力を示しています。
オンライン大会の結果を通じて、赤単・イゼット大釜・ジェスカイコントロールといった主要デッキが安定した力を見せる一方で、その裏で新興デッキがじわじわと存在感を増してきています。
スタンダードの競技シーンは、依然として変化の余地が大きいフィールドです。
次回大会でも、新しい戦略や改変が飛び出す可能性は高く、引き続き目が離せません。
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