【晴れる屋】記事情報:Just Nowスタンダード! vol.76 -『Showcase Qualifier』優勝はコーナコンボ!トップ8にイゼット講義の姿なし-
スタンダード環境で圧倒的な強さを誇った「イゼット講義」ですが、最新の招待制大会『Standard Showcase Qualifier』では予想外の結果となりました。
本記事では、トップ8デッキの特徴とメタゲームの変化を解説します。
要点解説
大会概要
- イベント名:Standard Showcase Qualifier(MO招待制)
- 優勝:コーナコンボ
- 準優勝:イゼットブリンク
- トップ8:シミックウロボロイド、ディミーアミッドレンジ、ゴルガリミッドレンジ、ジェスカイコントロール(2種)、イゼットルーティング
- 優勝者はプロツアー&Champions Showcaseへの参加権獲得。
メタゲームの特徴
- 墓地対策が環境を席巻:
- 「安らかなる眠り」「鋭い目の管理者」「除霊用掃除機」などをメイン採用。
- エンチャント・アーティファクト対策も強化:
- 「破壊の嵐孵り」「腹黒茸」「被害対策の作業員」を採用したゴルガリミッドレンジが活躍。
- イゼット講義は徹底的なメタにより入賞ならず。
優勝デッキ:コーナコンボ
- キーカード:「救助のけだもの、コーナ」+「全知」。
- 最速4ターンで勝利可能な高速コンボ。
- 「迷路での迷子」で安全確保→「目覚めの安息地、エヴェンド」や「巨大な神核、ウスロス」で呪禁付与。
- 「マラング川の執政」でドロー&フィニッシュ、無限ドローから「乱動するドラゴンの嵐」連打。
- サイドの「受け継ぎし地の開墳」は墓地追放+置物破壊でイゼット講義に刺さる万能カード。
準優勝:イゼットブリンク
- 「量子の謎かけ屋」+「水飛沫の門」で最速3ターン飛行4/6+ドロー2回。
- 「降霜断崖の包囲」で速攻トランプル付与、クロック性能高め。
- 「ブーメランの基礎」で除去再利用、「蒸気サウナ」で長期戦対応。
- 新セット『ローウィンの昏明』で「蒸気孔」再録予定、マナ基盤強化。
その他注目デッキ
- ゴルガリミッドレンジ:
- 「破壊の嵐孵り」「腹黒茸」で置物破壊徹底。
- 「損失の季節」を4枚採用、全体除去・ドロー・フィニッシュを兼ねる。
- ジェスカイコントロール:
- 2種入賞、どちらも「安らかなる眠り」採用。
- 「呪われた録画」で呪文コピーする型も登場。
- 「稲妻のらせん」が再評価され、アグロ対策+ライフゲインで安定性向上。
コスト感
- MO競技用構築は高額カード多数だが、紙版での再現は約$300(約46,800円)前後。
- 特に「全知」「魂の洞窟」などが価格を押し上げる要因。
まとめ
イゼット講義一強と思われたスタンダード環境は、墓地対策と置物破壊の強化で大きく変化しました。
優勝したコーナコンボは、墓地を使わない高速コンボでメタを突破。ジェスカイやゴルガリなど、柔軟な構築で環境に対応するデッキも台頭しています。
次回の大型イベント『THE LAST SUN 2025』では、さらに新しい戦略が見られるでしょう。
今こそメタゲームを読み、最適な選択をする時です。
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