【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナー、今後のマスターズ・セットへの期待を打ち砕く。


再録需要が高まる中、Wizards of the Coastが長年続けてきた「マスターズ・セット」の将来に暗雲が立ち込めています。
代替手段が検討される一方、プレイヤーからは懸念の声が上がっています。
要点解説
-
マスターズ・セットとは?
2013年から始まった再録専門セット。
スタンダードでは使用できないが、高額カードを大量に再録することでシングル価格を抑える効果があった。
最新では『イニストラード・リマスター』(2025年初頭)が該当。 -
Mark Rosewaterの発言:今後は優先度低
Wizardsの開発責任者Mark Rosewater氏がBlogatogで「再録は今後、プレミア製品内で行われる」と明言。
つまり、マスターズのような独立セットではなく、通常セットの中に再録カードを混ぜていく方針にシフト。 -
代替となる再録手段の例
-
通常セット内での再録(例:『Final Fantasy』の「闇の腹心」など)
-
構築済み統率者への収録(例:以前3,500円以上だった「腐敗の巨体」が、構築済みに再録で約147円に急落)
-
ボーナスシート:やや効果は限定的。
-
-
懸念される問題点
-
マスターズ・セットのように高密度で汎用性の高いカードをまとめて再録する手段がなくなることで、価格の高騰が今後さらに加速する恐れ。
-
再録ペースの遅さと需要の増加のバランスが取れない状態が長期化。
-
スタンダードやUniverses Beyondへのリソース集中が影響している可能性。
-
-
プレイヤーの反応と意見
-
RedditやBlogatogでは、「再録の質と量が足りない」「投資家やコレクターより、プレイヤーを優先すべき」といった声が多数。
-
特にモダン・パイオニア・統率者など、構築フォーマットでの再録不足が深刻化。
-
まとめ
マスターズ・セットは長年、MTGの健全なシングル価格維持に貢献してきた存在でした。
しかし、Wizardsが今後このシリーズに積極的でない姿勢を見せたことで、プレイヤー間に不安が広がっています。
通常セットや構築済みデッキへの再録では需要を完全には満たせない可能性が高く、人気カードの価格上昇は避けられないでしょう。
Magicのプレイ環境を守るためには、Wizardsが今後の再録戦略を見直し、バランスを取ることが求められています。
マスターズ・セットの復活が望まれる中、今後の展開に注目が集まります。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント