【MTGRocks】記事情報:MTGのSecret Lairに『ファービー』と『The Office』登場 既存カードが衝撃の姿に。




マジック:ザ・ギャザリング(MTG)の「Universes Beyond」展開は、これまでも数々の異色コラボを生んできました。
しかし今回、MagicCon Atlantaで発表された新作Secret Lairは、その中でも群を抜く「奇妙さ」と「衝撃度」を誇ります。
特に「ファービー」や海外人気ドラマ『The Office』とのコラボは、発想・アート共にMTG史上でも屈指の異例事態。
しかも収録内容は、意外にも価格的な“お得感”を備えています。
発表された注目Secret Lairの概要
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ファービーコラボ(Oddbodiesなど)
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「恐怖の顕現、ウンブリス」や「呪文滑り」など、ホラー系デッキ向けの強力カードを収録。
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「船砕きの怪物」などcEDHでも使われるコンボ向けカードも。
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一方で「血清の幻視」は約74円程度と安価。全体としてはそこそこお得感あり。
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『The Office』コラボ(Dwight’s Destiny)
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海外ドラマ『The Office』のキャラを再現。ドワイト・シュルートがテーマ。
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「太陽冠のヘリオッド」(約2,235円)、「鋼打ちの贈り物」(約1,192円)など収録。
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「刈り取りの王」や「亡霊の牢獄」など、統率者需要の高い再録も含み、総額約6,109円相当。
約4,468円の販売価格を大きく超えるリターン。
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ファービー: The Gathering
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ファービーとMTGキャラが共演するユニークアート。
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「安全の領域」(約484円)や「タミヨウの保管」(約298円)などを収録。
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「ファイレクシアの闘技場」は再録過多で約189円。
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全体的に安価だが、デザイン面の魅力は高い。
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Doo-ay Noo-lah
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最弱候補のセット。
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最高額カードは「彩色の灯籠」で約298円。
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「太陽の指輪」など定番カードはあるが、他は50セント未満が中心。再録も多く実用面ではやや物足りない。
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総合評価
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「Dwight’s Destiny」はコスパ抜群で、再録価値も高い。
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「Oddbodies(ファービー)」はコレクション性重視だが、一定の市場価値も維持。
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「ファービー: The Gathering」はアートに魅力があるものの、収録カードは低価格帯。
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「Doo-ay Noo-lah」は再録中心で金銭的価値は低め。
まとめ
今回のSecret Lair発表は、「MTGはどこまでコラボするのか?」というファンの想像をさらに超えるものでした。
ファービーや『The Office』といった一見突拍子もないテーマを大胆に採用しながら、収録カードの市場価値も一定以上を確保。
特に「Dwight’s Destiny」は価格以上のリターンを提供し、コレクション性と実用性を兼ね備えています。
一方で「Doo-ay Noo-lah」のように弱いセットも混在し、評価は割れるでしょう。
とはいえ、この異様なラインナップこそがSecret Lairの真骨頂。今後も“予測不能なカオス”がMTGを彩り続けそうです。
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