【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤー、ファイナルファンタジーバンドルに関して法的措置を検討中。


『ファイナルファンタジー×マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』のプレリリースが終了し、関連製品が市場に出回り始めました。
しかし、注目度の高い「バンドルパック」をめぐって、パッケージ表示と実際の内容に大きな齟齬があることが判明し、SNSや掲示板では不満と混乱の声が広がっています。
パッケージが示す内容と異なる現実に、一部プレイヤーは法的措置すら検討しているという状況です。
要点解説
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パッケージ表示による誤解
「伝説の拡張アート版フォイル2枚入り」と記されたパッケージには、「セフィロス」「ライトニング」のイラストが大きく描かれており、これらのカードが確定で封入されていると誤解する内容になっていた。 -
実際の封入内容はランダム
実際に封入される2枚の拡張アート伝説カードは、全161種のプールから無作為に選ばれる仕組み。
アンコモンも含まれているため、高額カードを引ける保証はまったくない。 -
過去製品の影響で期待が加速
『指輪物語』セットでは「一つの指輪」が確定で封入された例があり、今回のバンドルにも同様の期待を抱いたプレイヤーが多かった。 -
プレイヤーと店舗の両方が混乱
一部のローカルゲームストア(LGS)も誤解したまま販売していた例があり、中には誤解を利用して売り込みをかけた店舗があるとの報告も。 -
法的措置の検討も話題に
Redditでは、ヨーロッパでの「不当商業慣行」に基づく訴訟や、クラスアクション訴訟の可能性が語られたが、実現可能性は低いと見られている。 -
オンライン説明文では明記あり
Wizards公式オンラインストアでは、カードは161種の中からランダムに選ばれることが明確に記載されていた。
しかし、これがパッケージには反映されていなかった点が問題視されている。
まとめ
『ファイナルファンタジー×MTG』バンドルパックをめぐる混乱は、製品内容そのものというよりも、情報の提示方法とプレイヤーとの期待値のズレに起因しています。
パッケージ表示にもう少し明確な「ランダム性」が記載されていれば、ここまでの混乱は起きなかったかもしれません。
プレイヤーの信頼を守るためにも、Wizards of the Coastは今後、パッケージ表記と内容の一貫性をより重視する必要があるでしょう。
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