【MTGRocks】記事情報:MTGがファイナルファンタジーの召喚獣向けに全く新しいカードタイプを創造。
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『MTG ファイナルファンタジー』の詳細が公開され、多くの新要素が明らかになった。
その中でも特に注目されるのが「英雄譚・クリーチャー」という新たなカードタイプの導入だ。
これは『ファイナルファンタジー』の召喚獣をMTGのゲームシステムに落とし込むために生み出された斬新なメカニズムである。
これにより、召喚獣は「一時的に戦場に現れ、強力な効果を発揮した後に退場する」というFFらしい特性を持つことになった。
このデザインは、2025年の『霊気走破』に登場した「霊気灯」と並び、MTGのゲームデザインに大きな影響を与える可能性を持つ。
要点解説
1. 召喚獣が「英雄譚・クリーチャー」として登場
- 召喚獣は「英雄譚・クリーチャー」としてカード化され、MTGに新たなカードタイプが追加された。
- 英雄譚の「一時的な存在」と、クリーチャーの「戦闘に関与する性質」を融合した画期的なデザイン。
- カードは戦場に出た際に「伝承カウンター」を獲得し、ターンごとに能力を発動。
- 英雄譚の最終章に到達すると、通常の英雄譚と同様に戦場を離れる。
2. 『召喚:シヴァ』が公開
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カードの特徴
- 5マナ4/5のクリーチャー。
- 伝承カウンターを得るごとに敵のクリーチャーをタップし、最終章でドロー効果を持つ。
- MTGのゲームシステムにおいて召喚獣の「一撃で強力な影響を与える特性」を表現。
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評価
- スタンダード環境ではやや遅い可能性が高い。
- 統率者戦では、対戦相手が多数のクリーチャーを展開する状況で有用なドローソースとなる。
- 専用の「タップ戦略」を持つデッキでは活躍の余地あり。
3. 「英雄譚・クリーチャー」のゲームへの影響
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戦闘に参加できる英雄譚
- これまでの英雄譚は、戦場に置かれた後、特定の能力を発揮して墓地に送られるだけだった。
- 「英雄譚・クリーチャー」は、それに加えて戦闘が可能であり、ブロックや攻撃にも関与できる。
- その一方で、通常のクリーチャーと異なり、伝承カウンターが増えるごとに自動的に消滅するため、一時的な戦力としての扱いが必要になる。
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統率者戦(EDH)への影響
- 『指輪物語』セットで登場した「トム・ボンバディル」など、英雄譚を利用する統率者デッキの強化要素になる。
- 英雄譚関連のシナジーを持つ既存のカードとの組み合わせにより、新たなデッキ構築の可能性が広がる。
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フォーマットごとの可能性
- スタンダード: 「召喚:シヴァ」のように、強力な能力を持つが一時的な影響にとどまるカードが主流になりそう。
- モダン・パイオニア: 「伝承カウンターの操作」ができるデッキでの利用が考えられる。
- 統率者戦(EDH): 英雄譚とのシナジーを持つカードと組み合わせることで、大きな影響力を持つ可能性がある。
4. 今後の展開
- 『ファイナルファンタジー』セットでは、召喚獣が「神話レア」から「コモン」まで幅広いレアリティで登場する予定。
- 伝統的な「FF召喚獣」の豪華なアートワークとともに、新たなメカニズムを持つカードが登場することが予想される。
- さらに強力な「英雄譚・クリーチャー」が今後公開される可能性も高い。
まとめ
『MTG ファイナルファンタジー』では、召喚獣が「英雄譚・クリーチャー」として登場し、新たなメカニズムが導入された。
このカードタイプは、従来の英雄譚とクリーチャーの特性を融合させたもので、FFの召喚システムを見事に再現している。
- 召喚獣は一時的に戦場に現れ、大きな影響を与えて消滅するメカニズムを持つ。
- 「召喚:シヴァ」はその先駆けとして公開されたが、スタンダードではやや遅く、統率者戦向けのカードとして期待されている。
- 既存の英雄譚関連のデッキやカードとのシナジーが強く、統率者戦やモダン環境での可能性が高まる。
- 今後のプレビューでは、より強力な召喚獣が登場する可能性もあり、さらなる情報に期待が集まる。
今回の新たなデザインは、MTGのゲームシステムを進化させる大きな一歩となりそうだ。
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