【MTGRocks】記事情報:MTG「アバター」統率者デッキ欠如は大きな機会損失。




MTG最新コラボ『アバター 伝説の少年アン』では新カードやメカニズムが発表されましたが、多くのファンが期待していた統率者デッキの収録がないことが判明。
代替製品はあるものの、その実用性に疑問が残ります。
要点解説
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統率者デッキ未収録
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「アバター」セットには事前構築済み統率者デッキが存在せず、プレイヤーは自作デッキを組む必要あり。
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統率者はMTGで最も人気の高いフォーマットであり、初心者の参入障壁が上がる懸念。
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コストとアクセス面の課題
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自作統率者デッキはカード調達コストが高く、例として同盟者部族デッキは約32,340円。
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対して過去のUB(Universes Beyond)統率者デッキは約10,290円で購入可能、さらに需要減で値下がり傾向も。
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フレーバーと再録機会の損失
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統率者デッキは再録カードに新規アートを追加でき、テーマ性を高める利点があった。
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再録による高額カードの価格引き下げ効果も失われ、同盟者関連カードが高騰する可能性大。
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「コマンダーズ・バンドル」の実態
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新製品「コマンダーズ・バンドル」は名称こそ統率者向けだが、内容は9パックのプレイブースター、1パックのコレクターブースター、固定の3枚の統率者向けカード(「太陽の指輪」等)と30枚の土地。
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中身から統率者デッキを構築するのは実質不可能で、代替品としては機能しない。
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ジャンプスタートと初心者向け製品
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「アバター」セットにはジャンプスタート製品と初心者用ボックスが収録され、すぐに遊べる導入手段としては有効。
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しかしジャンプスタートは入門用途が中心で、統率者ファンや構築志向のプレイヤーには物足りない。
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まとめ
「アバター 伝説の少年アン」MTGセットは魅力的な新要素を多く含む一方、統率者デッキの欠如は大きな機会損失です。
特に初心者やカジュアル層にとっては、低コストかつテーマ性のあるデッキを手軽に入手できる手段が失われる形となります。
ジャンプスタートや初心者ボックスでの代替は可能ですが、統率者人気の高さを考えると今後はこの判断が再検討されることが望まれます。
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