【MTGRocks】記事情報:MTG『霊気走破』のメカニズムは意外な結果を出す。
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最新セット『霊気走破』で登場した新メカニズム「最高速度」は、その遅さや使い勝手の悪さから多くの批判を受けてきました。
しかし、最近のMTGスタンダード環境で、「最高速度」を採用したオルゾフ・サクリファイスが注目を集めています。
このデッキは有名なMTGプレイヤーAspiringspikeによって開発され、MTGOスタンダードリーグで5-0の結果を残しました。
要点まとめ
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オルゾフ・サクリファイスの基本戦略
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小型クリーチャーを展開し、自身のクリーチャーを生け贄に捧げながら盤面を制圧。
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「過去立たせ」を活用して墓地から大量のクリーチャーを蘇生し、一気に勝利を狙う。
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「バルトロメ・デル・プレシディオ」などのフリー生け贄エンジンと「復讐に燃えた血術師」により、継続的なライフドレインを実現。
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「最高速度」の採用とその影響
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「入れ子ボット」「ガス喰らい」「ザフール」の3種類の「最高速度」クリーチャーをフル採用。
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「入れ子ボット」は生け贄要員として優秀で、「寄生の賢者」の追加コピーとして機能。
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「ガス喰らい」は生け贄エンジン兼ドローエンジンとして活躍し、ミッドレンジ戦略を強化。
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「ザフール」は盤面維持に強力で、「最高速度」が発動すると継続的にゾンビトークンを生成。
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環境での評価とマッチアップ
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有利な対戦相手
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グルール・アグロ:序盤の小型クリーチャーで盤面を固め、ライフゲインで耐える。
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エスパー・ピクシー:手札破壊を主体とするデッキに対し、墓地からクリーチャーを蘇生できるため耐性が高い。
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不利な対戦相手
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版図・デッキ:「力線の束縛」や「エルズペスの強打」の追放除去が強力で、主要コンボが阻害される。
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対策:「強迫」や「聖戦士の奇襲兵」のサイドボード投入で対抗可能。
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まとめ
オルゾフ・サクリファイスの新バージョンは、「最高速度」という過小評価されていたメカニズムを活かし、スタンダード環境で成果を上げています。
Aspiringspikeのリストは、これまで「遅い」とされてきた「最高速度」の可能性を示し、新たなデッキ構築の方向性を提示しました。
今後のメタゲーム次第では、このデッキがさらに環境での地位を確立する可能性もあります。
新メカニズムがどのように進化していくのか、引き続き注目していきましょう。
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