【MTGRocks】記事情報:MTG 蜘蛛部族統率者、価格が369%高騰。


MTG『スパイダーマン』セットの公開シーズンが終了しましたが、流通市場ではようやく動きが見え始めました。
特にスパイダー関連カードへの需要が急増しており、その中心にあるのが「ウンゴリアントの末裔、シェロブ」です。
もともとは『指輪物語:中つ国の伝承』セットの目玉のひとつでしたが、新たなスパイダーマン・セットの影響で再評価されています。
要点解説
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シェロブの役割
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6マナ8/8で、蜘蛛全体を守りつつ、戦闘を有利にする強力な効果を持つ。
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ブロックした相手のクリーチャーを食物トークン化する効果により、相手は防御しづらくなる。
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ゴルガリ(黒緑)カラーの統率者として人気だったが、新たに5色のスパイダーマンが登場したため、今後はデッキの「99枚」に採用されるケースが主流になると予想される。
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「コズミック・スパイダーマン」とのシナジー
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シェロブは「コズミック・スパイダーマン」の持つ多数のキーワード能力と組み合わせることで、戦闘でほぼ無敵の存在に。
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「先制攻撃」+「接死」の組み合わせは特に強力で、シェロブの追加能力と合わせると戦場制圧力がさらに高まる。
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価格の推移
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7月25日の公式ファーストルック以降に需要が急増。
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7月中旬には約47円だった価格が現在は約222円前後に上昇。これは約369%の値上がり。
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「コズミック・スパイダーマン」公開後も需要が続伸。
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各種バリアントの価格差:
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通常版:約222円前後(181件出品)
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拡張アート版:約251〜592円、在庫73件
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伝統的ホイル:約1,332円
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スクロール版(特殊コレクターブースター限定):非フォイル約1,480〜2,220円、ホイルは約5,920円
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将来の見通し
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プレオーダー段階でのスパイクは予測が難しいが、スパイダーマン関連の統率者デッキを組むプレイヤーが一定数存在するため、短期的な需要は継続すると予想。
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蜘蛛部族デッキにおける「最強クラスの支払いカード」として位置づけられるため、今後の値上がり余地もあり。
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ただし、再録の可能性や需要の一巡による価格安定化も考慮すべき。
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まとめ
「ウンゴリアントの末裔、シェロブ」は、スパイダーマン関連カードの登場によって需要が再燃し、価格も急騰しています。
特に「コズミック・スパイダーマン」との相性が抜群で、統率者戦における「蜘蛛部族デッキ」の必須カードのひとつと言えるでしょう。
現在約222円前後とまだ比較的安価ですが、特殊バリアントはすでに数千円規模に達しており、今後も上昇の可能性があります。
スパイダーマン・デッキを検討しているプレイヤーは、今のうちに確保しておくのが賢明かもしれません。
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