【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナーが今後の「50対50セット分割」方針を正式確認。



マジック:ザ・ギャザリング(MTG)における『ユニバースビヨンド』シリーズは、賛否を呼びながらも今やMTGの中核的存在となりつつあります。
2025年にはこのシリーズから3セットがスタンダード環境に登場し、2026年以降の方針についてもWizards of the Coastから新たな発表がありました。
今後の展望と課題を交えつつ、ユニバースビヨンドの現状を整理していきます。
要点解説
● スタンダード環境での「3対3」体制が今後も継続
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2025年より、MTGは「ユニバースビヨンド3セット+通常セット3つ」という新体制を導入。
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デザイン責任者Mark Rosewaterが、「しばらくはこの“半々構成”が続く」と明言。
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2026年・2027年も同様の配分になる予定。
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この構成は少なくとも数年続く見込みだが、2028年以降は未確定。
● 売上好調で継続確定のユニバースビヨンド
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『ロード・オブ・ザ・リング』や『ファイナルファンタジー』セットが記録的な売上を達成。
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ライセンス料を差し引いても、Wizardsにとって「利益を生む金脈」。
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ただし、コラボ先として適切なIP(知的財産)は有限で、質の確保が課題。
● 今後のコラボ予定は既に6件以上
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正式発表はされていないが、未公開のユニバースビヨンド作品が6件以上進行中。
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書籍・映画・アニメ・ゲームなど、相性の良いIPが候補に。
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ファンの間では「15年続けても成功するポテンシャルがある」との声も。
● レジェンド・クリーチャーの数に関する調整問題
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ユニバースビヨンドでは多数の「伝説のクリーチャー」が登場(有名キャラの多さゆえ)。
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一方、通常セットでは「伝説の数が多すぎる」との批判を受けて最近は抑制傾向に。
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最新セット『久遠の終端』では、伝説の数が大幅に減り、逆に「物足りない」との声も。
● セットの年間スケジュールも試行錯誤中
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年間6セット体制により、追加セットや特別企画(ホライゾン、マスターズなど)の枠組みが調整中。
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リリース日程やバランスの最適化は、今後も柔軟に変化する可能性あり。
まとめ
ユニバースビヨンドは今やMTGの重要な柱となり、今後も継続的に展開される方針が明らかになりました。
2025年以降も「通常セット3+ユニバースビヨンド3」の構成が続き、MTGプレイヤーには多彩な世界観を楽しむ機会が提供されます。
ただし、人気IPとのコラボが必ずしも成功するとは限らず、伝説クリーチャーのバランスやスケジュール調整など、まだ解決すべき課題も多く残っています。
とはいえ、ファンの期待と関心が高まっている今、Wizardsが今後どのようにMTGを進化させていくのか注目です。
今後の発表にも引き続き注視していきましょう。
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