【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナーが悪名高い「相棒」メカニズムの復活を示唆。



2020年の『イコリア』で初登場したMTGの「相棒」メカニズムは、登場直後から強すぎる性能や条件の緩さで各フォーマットを席巻し、多くのカードが禁止される事態を招きました。
半数が禁止状態という異例の経歴を持つこのメカニズムについて、主任デザイナーのマーク・ローズウォーター氏が、再登場の可能性を示唆する発言を行い注目を集めています。
要点解説
-
相棒メカニズムの概要と問題点
-
特定条件を満たすデッキであれば、ゲーム外から唱えられる伝説のクリーチャー。
-
一部カード(例:ルールス、ルーツリー、ジェガンサ)の条件が緩すぎ、ほぼ全デッキで採用可能に。
-
エターナル・フォーマットで禁止が続出し、2020年6月には「3マナ払って手札に加える」エラッタを全カードに適用。
-
現在も全相棒カードの半数が何らかのフォーマットで禁止中。
-
-
マロー氏の「Maybe」発言
-
Blogatogでの質問に「Maybe」と回答し、完全否定はせず。
-
過去には否定的な発言も多かったが、人気の高さを認めており、「失敗しても次は正しく作れる」との意欲も示唆。
-
新たな相棒は人気回復や評価の巻き返しのチャンスになる可能性。
-
-
復活の課題
-
制限条件は「監視可能」であり、かつ面白いデッキ構築を促す必要がある。
-
単純な条件(例:「森を含まない」)は魅力に欠けるため不適。
-
条件設定とカード性能のバランス調整が非常に難しい。
-
実用レベルでのデザイン空間は狭く、過去の失敗再発のリスクも大きい。
-
-
前例と期待
-
アフィニティなど過去に問題視されたメカニズムも、後に調整版で成功した例がある。
-
相棒も慎重な設計で復活すれば、再びMTGの話題の中心となる可能性。
-
プレイヤーからも新たな制限案が提案され、議論は活発化。
-
まとめ
「相棒」はMTG史上でも特に問題の多いメカニズムですが、その独自性と人気は根強く、復活を望む声は絶えません。
マロー氏の「Maybe」という発言は確約ではないものの、完全否定されなかった点に希望が残ります。
再登場には、過去の暴走を防ぐ制限と魅力的なゲーム性の両立という難題を乗り越える必要がありますが、それを実現できれば、MTGに新たな盛り上がりをもたらす可能性は十分にあります。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント