【MTGRocks】記事情報:『MTG ファウンデーションズ』の構築ルールは新規プレイヤーにとって非常にややこしいです。
MTGの新基本セット『ファウンデーションズ』が登場しましたが、初心者向けとして宣伝されているにもかかわらず、複数の製品ラインが原因で混乱を招いています。
初心者にとってわかりやすい製品にするためには、いくつかの改善が必要かもしれません。
要点解説
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「Starter Collection」の問題点
- 『ファウンデーションズ』と共通のセットシンボルを持つ387枚のカードコレクション。
多くのカードは『ファウンデーションズ』からの再録だが、一部はメインセットには含まれていない。 - 単一のカードが多いため、セットを充実させるには複数のコレクション購入が必要で、初心者に負担。
- メインセットと「Starter Collection」の区別が付きにくく、初心者が誤解しやすい仕様。
- 『ファウンデーションズ』と共通のセットシンボルを持つ387枚のカードコレクション。
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「Beginner Box」の制限
- 「レオニンの先兵」や「黄金のたてがみのジャザル」など、スタンダードデッキに使用したい場合、複数のBoxを購入するか、オンラインで入手するしかないため、初心者が不便を感じる可能性がある。
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『ファウンデーションズ・ジャンプスタート』の複雑さ
- 『ファウンデーションズ』の名前がついているが、実際の収録カードは『ファウンデーションズ』からのものが少ない。
ほとんどは再録や新カードで、スタンダードには使用できないため、初心者が混乱する。 - 「Standard Jumpstart」形式として展開しているが、実際には異なるセットとして扱われ、初心者がこのセットを利用するとスタンダードで使えないカードが多く含まれていることに気付く。
- 『ファウンデーションズ』の名前がついているが、実際の収録カードは『ファウンデーションズ』からのものが少ない。
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改善の提案
- 「Starter Collection」や「Beginner Box」をメインセットのみのカードで構成すれば、初心者にとってわかりやすくなり、区別のために別のセットシンボルを使用するなどして混乱を軽減できた可能性がある。
- 「Starter Collection」には複数の同一カードを収録することで、効率的なデッキ構築を支援できる。
- 『ファウンデーションズ・ジャンプスタート』は、Standardで使用可能なカードに限定するか、製品名を「Jumpstart 2025」として基本スタンダードセットとは区別するべきであった。
まとめ
『ファウンデーションズ』は初心者向け製品として期待されているものの、製品ラインに含まれる各セットに仕様が異なるため、初心者には混乱を招く構成となっています。
製品内のカードの選別や明確な区別をすることで、初心者にとってさらにアクセスしやすく、理解しやすいセットになる可能性があります。
今後の動向次第で、Wizardsの試みが成功するかどうかがわかるでしょう。
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