【MTGRocks】記事情報:MTGの歴史において、ファイレクシアが最も強力なフォーマットに定着する。
MTGのヴィンテージフォーマットは、通常新しいカードが入り込むのが難しい領域ですが、まれにスタンダードセットのカードが活躍することがあります。
その最新の成功例が「這いまわる落書き屋」です。この一見控えめなカードが、ヴィンテージの有名なデッキ「Workshops」で大きな役割を果たしています。
要点解説
「這いまわる落書き屋」とは?
- コスト: 無色3マナ(軽量アーティファクトクリーチャー)
- 能力:
- 対戦相手がドローするたびにライフを失わせる。
- 「Time Vault」とのコンボで勝利条件として機能。
Workshopsデッキでの採用理由
- アーティファクトシナジー:
- デッキ内の他のアーティファクトカードと自然に組み合わせ可能。
- 「Mishra’s Workshop」や「神秘の炉」との相性が抜群。
- ライフ損失能力:
- アーティファクトでプレイ可能な「Timetwister」や「Ancestral Recall」のようなドロー効果を利用。
- 対戦相手に継続的なダメージを与える。
- 「一つの指輪」のプロテクションも貫通可能。
- タイムヴォールトとの相性:
- 攻撃によらない勝利条件を提供。
「罠の橋」などの防御カードを突破。
- 攻撃によらない勝利条件を提供。
ヴィンテージでの活躍
- レガシーで複数の5-0リストに採用:
- プレイセット(4枚)採用が主流。
- 強力なアーティファクトコンボデッキで新たな選択肢を提供。
- 早期展開とコンボサポート:
- 初手から高速マナで場に出し、後半でコンボピースをサーチ。
まとめ
「這いまわる落書き屋」は、ヴィンテージという長い歴史を持つフォーマットで珍しく新しい可能性を見せています。
その理由は、低コストかつ多彩なシナジー能力、そして攻撃に依存しない勝利条件を提供する点にあります
。特に「Workshops」のようなアーティファクト主体のデッキでは、柔軟性の高い選択肢として重宝されています。
新たなカードが伝統的なフォーマットで活躍するのはMTGの醍醐味の一つです。今後のメタゲームでも、このような意外な成功例が見られるかもしれません。
「這いまわる落書き屋」は『ファウンデーションズ』に収録されています。
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