【MTGRocks】記事情報：MTGの無限コンボデッキに『ブルームバロウ』の才能カードとラヴニカの天使が合体。
スタンダード環境では、「噂好きの才能」と「戦導者オレリア」 を使った新たな無限コンボが注目されています。
強力な『ファウンデーションズ』のリリース以降、多くのデッキが再構築される中、このコンボは無限戦闘フェイズを生み出し、対戦相手を一気に倒すことが可能です。
条件こそやや重いものの、デッキ構築次第で実現は十分に可能です。
要点解説
コンボの内容
- 使用カード：
- 「噂好きの才能」（『ブルームバロウ』セット）
- 「戦導者オレリア」（6マナの伝説のクリーチャー）
- 手順：
- 「噂好きの才能」をレベル3まで上げ、オレリアを場に出す。
- オレリアが攻撃 → 「噂好きの才能」のレベル2効果で「ブロック不可」に。
- オレリアの効果で追加の戦闘フェイズが発生。
- 「噂好きの才能」のレベル3効果により、オレリアが「ブリンク」して再登場。
- 再登場したオレリアは新たな「初攻撃」となり、無限に戦闘フェイズを繰り返す。
- 勝利条件：この手順でオレリアを無限に攻撃させ、対戦相手のライフを削り切る。
デッキ構築の特徴
- マナコスト：
- コンボには合計8マナ（才能の最大レベル）＋6マナ（オレリア） が必要。
- 才能のマナ支払いは複数ターンに分けて行うことが可能。
- カラー：
- 青・赤・白（ジェスカイ） の3色デッキ。
- 3色マナを安定させる構築が重要。
- 主要サポートカード：
- 除去カード：「失せろ」「塔の点火」
- ドローサポート：「永劫の好奇心」「遠眼鏡のセイレーン」
- 攻撃カード：「叫ぶ宿敵」「跳ねる春、ベーザ」
コンボデッキの強み
- 即死コンボ：無限攻撃で対戦相手を即座に倒せる。
- 複数の勝ち筋：
- オレリアは単体でも強力なアタッカーとして活躍可能。
- 「噂好きの才能」がレベル2でも6点の飛行ダメージを確実に与える。
- アグロ寄りのミッドレンジ構築：コンボに依存せず、通常のジェスカイデッキとしても十分戦える。
類似コンボ：「亭主の才能」 と 「裏切りの棘、ヴラスカ」
- 共通点：両方とも「才能カード」をレベル最大まで上げて6マナのカードで即死コンボを狙う。
- 違い：
- 「亭主の才能」（1マナ軽い） に対し、「噂好きの才能」はレベルアップに8マナが必要。
- 「裏切りの棘、ヴラスカ」はコンボ専用カードだが、オレリアは単独での運用も強力。
課題と将来の展望
- マナ基盤の不安定さ：ジェスカイ3色のため、安定してマナを確保するのが難しい。
- 既存のデッキ構築不足：現在のスタンダードにはジェスカイでこのコンボをサポートする実績あるデッキが存在しない。
- 解決策：
- ジェスカイ向けの強力な2色土地の追加が期待される。
- デッキ構築技術が進めば、このコンボの活躍はさらに現実的になる。
まとめ
「噂好きの才能」と「戦導者オレリア」を利用した無限戦闘コンボは、スタンダード環境で新たな注目デッキとして台頭しています。
マナコストの高さや3色運用の難しさはあるものの、オレリアの単体性能やジェスカイカードのサポートがこのコンボを支えています。
類似コンボである「亭主の才能」とVraska」が環境を席巻した前例があるため、今後ジェスカイのマナ基盤やデッキシェルが整えば、このコンボもまたスタンダードの中心に躍り出る可能性を秘めています。
強力かつ魅力的なこのコンボは、まさに現環境の注目株といえるでしょう。
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