【MTGRocks】記事情報:無限コンボを可能にするMTG独自の『霊気走破』のエンチャント。
MTGの新セット『霊気走破』で登場した「止められない計画」は、毎ターンの終了時にすべての非土地パーマネントをアンタップする強力な青のエンチャントです。
過去にも「荒野の再生」や「劇的な逆転」のようなカードが環境を大きく揺るがしてきましたが、この新カードも特にEDH(統率者戦)での活躍が期待されています。
本記事では、「止められない計画」の強みやシナジー、コンボについて詳しく解説します。
【要点解説】
1. 「止められない計画」の基本情報と特徴
-
カード情報
- コスト: 2青
- 種類: エンチャント
- 効果: 各ターンの終了時にすべての非土地パーマネントをアンタップ。
-
強み
- 毎ターンのマナ加速: マナアーティファクトやクリーチャーを再利用可能。
- 強力なコンボ要素: マナシンクやクリーチャー化能力を持つカードと相性抜群。
- コストの低さ: 3マナで設置できるため、ゲームの早い段階で活用可能。
2. 統率者戦(EDH)での活用例
-
マナアーティファクトと組み合わせる
- 「太陽の指輪」「魔力の櫃」「厳かなモノリス」などのアーティファクトを毎ターンアンタップしてマナを再利用。
- 「最高工匠卿、ウルザ」と組み合わせると、膨大なマナ加速が可能。
-
タップ能力を持つクリーチャーと組み合わせる
- 「巻物の君、あざみ」: ウィザードをタップしてカードを引く能力を無限に使える。
- 「最高機構長」: アドバイザーやモンクを大量展開しつつ、カードアドバンテージを稼ぐ。
-
マナシンクと相性が良い
- 「トリトンの英雄、トラシオス」: アンタップしたマナで山札を掘り進められる。
- 「サイクロンの裂け目」: 追加のマナで相手の盤面を一掃しつつ、有利な展開を作れる。
3. コンボの可能性
-
「ストリオン共鳴体」との無限マナコンボ
- 「止められない計画」の終了時効果がスタックに乗る。
- マナアーティファクトをタップし、2マナを使って「ストリオン共鳴体」で効果をコピー。
- コピーされた効果が解決し、マナアーティファクトと「ストリオン共鳴体」がアンタップ。
- これを繰り返して無限マナを生成。
- 「歩行バリスタ」や「巻物の君、あざみ」を利用して勝利。
-
「Time Vault」とのシナジー
- 「止められない計画」は、「Time Vault」との組み合わせで無限ターンコンボの補助として機能。
- すでに「多用途の鍵」などの強力な代替手段があるが、追加の冗長性を提供できる。
4. 他のフォーマットでの影響
-
スタンダード・パイオニア
- 「荒野の再生」のように即座にゲームを決めるカードではないため、影響は限定的。
- とはいえ、十分なサポートカードが登場すれば、コントロールやコンボデッキの核となる可能性あり。
-
カナディアン・ハイランダー
- 一部のコンボデッキで採用される可能性あり。
- 「Time Vault」や「満潮」とのシナジーが考えられる。
【まとめ】
「止められない計画」は、毎ターンの終了時に非土地パーマネントをアンタップする強力なエンチャントで、特にEDHでの活躍が期待されています。
マナアーティファクトとの組み合わせや、タップ能力を持つクリーチャーとの相性が良く、無限マナコンボの中核としても機能します。
一方で、競技フォーマットでは即座にゲームを決めるほどの影響力は持たないため、環境次第で評価が変わる可能性があります。
今後、さらなるサポートカードの登場によって、このカードの活躍がどこまで広がるか注目したいところです。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント