MTGの『ダスクモーン』ストアチャンピオンシッププロモは前回から大幅なダウングレードしています。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGの『ダスクモーン』ストアチャンピオンシッププロモは前回から大幅なダウングレードしています。

 

 

 

 

 

2024年に向けて、Wizards of the Coastはスタンダードフォーマットを救うために大きな調整を行いました。
その中でも特に注目されたのが、今後のすべてのストアチャンピオンシップをスタンダードフォーマットで開催するという決定です。
しかし、今回の『ダスクモーン』セットのストアチャンピオンシップのプロモーションカードが公開された際には、プレイヤーの間で賛否両論が巻き起こりました。
この記事では、各プロモーションカードの特徴とその評価について解説します。

要点解説

  • 参加者プロモ (彩色の宝球)
    すべてのストアチャンピオンシップ参加者に配布される「彩色の宝球」のフルアート版プロモは、競技シーンでの使用頻度が減少しているため、プレイ面でも価値面でもあまり魅力的ではありません。
    かつてはモダンの「トロン」デッキで重要なカードでしたが、現在はその地位を失っており、現在の市場価値は約約74円です。

  • トップ8プロモ(現実を砕くもの)
    トップ8に入ったプレイヤーには、フルアート版の「現実を砕くもの」が贈られます。
    このカードもかつては「エルドラージトロン」デッキで活躍していましたが、近年では他の強力なカードに取って代わられ、現在の価値は約294円程度です。
    ストアチャンピオンシップ版は少し高値がつく可能性がありますが、全体的な再版価値は期待外れと言えるでしょう。

  • 優勝者プロモ(虚空の選別者)
    優勝者には、テキストなしの「虚空の選別者」プロモが贈られます。これはEDH(統率者)フォーマットで人気のあるカードで、現在の市場価値は約3,528円です。
    このプロモは、以前のDauthi Voidwalkerプロモが約14,700円で取引されていることを考えると、さらに高値がつく可能性があります。

  • プレイヤーの反応
    プレイヤーの反応は全体的に混ざったものとなりました。「彩色の宝球」の選定に賛成する声もある一方で、「現実を砕くもの」には疑問を呈する声が多く、特にスタンダードフォーマットとは関係のないカードが選ばれたことに対して不満が噴出しました。
    また、「虚空の選別者」が『ブルームバロウ』セットの「ウルザの物語」と比較され、プロモの価値が低く見積もられている点にも失望の声が上がっています。

まとめ

今回の『ダスクモーン』セットのストアチャンピオンシッププロモカードは、前回の『ブルームバロウ』セットに比べて全体的にプレイヤーの期待を下回った印象です。
特に、「虚空の選別者」はEDHフォーマットで人気があるものの、「ウルザの物語」のような圧倒的な価値とインパクトには及びません。
今後のストアチャンピオンシップの参加者数がどのように変動するかは注目ですが、プロモカードの選定が今後も改善されるかどうかは未知数です。
それでも、エルドラージファンにとっては、ユニークなプロモを手に入れる絶好の機会となるでしょう。

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