MTGアバターの土地が過小評価された多フォーマットの勝利条件に。 -マジック：ザ・ギャザリング

近年のMTGセットでは、特殊土地のサイクルが定番となっています。
しかし、神話レアの『久遠の終端』の惑星サイクルなど、期待外れの例も少なくありません。
そんな中、最新セット『アバター 伝説の少年アン』のレア土地サイクルは高評価を獲得し、特に「放棄された気の寺」が複数フォーマットで注目されています。
本記事では、このカードの強みと活用法を解説します。

要点解説

• 「放棄された気の寺」の特徴

  • 基本土地を数枚採用していれば、ほぼ確実にアンタップ状態で戦場に出る。
  • マナシンクとして機能し、盤面が膠着した際に追加ダメージを稼げる。

• スタンダードでの活躍

  • 白単アグロに自然に採用可能。
    多数の基本土地を使うためテンポを損なわない。
  • 「勇敢なる救出者、スキ」や「勝利の楽士」と組み合わせ、横並び戦略を強化。
  • アゾリウス・テンポでも飛行クリーチャーの打点を底上げ。

• パイオニアでの価値

  • セレズニア・カンパニーにおいて、マナクリーチャーを脅威に変える役割。
  • 除去が乏しいデッキにとって、大型クリーチャーを押し切る手段となる。

• 統率者戦での応用

  • 白のトークンデッキは必須級。+1/+1カウンター戦略でさらに強力。
  • 「シャライとハラー」との組み合わせで爆発的な打点を確保。
  • 「蜘蛛の心、アラーニャ」「薄暮軍団の決闘者」などで追加価値。
  • 「アトラクサ」や「キロ」など増殖系統率者とも好相性。

まとめ

「放棄された気の寺」は、低コストで採用できる柔軟性と、長期戦での圧倒的な打点強化が魅力です。
スタンダードからパイオニア、統率者戦まで幅広く活躍できるため、今後のメタゲームでも重要な役割を果たすでしょう。
特に、トークン戦略やカウンターシナジーを持つデッキでは、必須級の特殊土地として評価されています。