【MTGRocks】記事情報:MTG「アバター」のシナジーにより異常な1000%の価格高騰が発生。


2025年発売予定のマジック:ザ・ギャザリング(MTG)新セット『アバター:伝説の少年アン』の注目度が急上昇する中、特定のカードに投機的な注目が集まっています。
中でも、「最初の金属のベンダー、トフ」による相性の良さから、「永遠の土」の価格が異常に高騰しました。
要点解説
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注目の伝説のカード「トフ」
新セットに登場する「最初の金属のベンダー、トフ」は、非トークンのアーティファクトを土地に変える能力と、「土の技」でそれらをクリーチャー化・再生可能にする力を持ち、強力なシナジーを生み出します。 -
「永遠の土」との一見強力な相性
このカードは「あなたの土地は破壊不能を持つ」という効果を持ち、トフの能力でアーティファクトが土地になることで「実質アーティファクトが破壊不能になる」と解釈され、注目されました。 -
実際の相性はやや疑問
しかし、トフの「土の技」は「死亡時に戦場に戻す」効果もあるため、「永遠の土」の保護効果はやや冗長。
1ターンに1枚しかリアニメイトできないという制限もあり、投資対象としては疑問が残ります。 -
価格がわずか数日で10倍以上に高騰
元々約74円だった「永遠の土」は、8月12日のファーストルック公開以降に爆発的な注目を浴び、現在の市場価格は約733円〜約809円に達しています。
これは約1000%の価格上昇にあたります。 -
供給量の少なさが追い風に
このカードは2009年の『ワールドウェイク』収録以降、再録されておらず、状態の良い在庫も非常に限られています。 -
過去にもスパイク歴あり
2020年の『ゼンディカーの夜明け』セットでも類似の理由で一時的に価格が上昇し、当時は約368円まで値上がりしました。
その後、数年かけて約147円程度に戻っています。
まとめ
現在、「永遠の土」の急騰は新カード「トフ」の影響による投機的な動きと考えられますが、今後の『アバター:伝説の少年アン』セットの全容次第では、需要が落ち着く可能性も否定できません。
再録の可能性や、トフ自身の人気・使用率が影響を与えるでしょう。
ただし、供給量の少なさと過去の高騰履歴を踏まえると、短中期的に高値を維持する可能性は十分にあります。
投資対象として見た場合はリスクと期待が交錯するカードと言えるでしょう。
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