【MTGRocks】記事情報:MTGコミュニティがわずか24時間でTrans Lifelineに15万ドルを寄付。
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Magic: The Gathering(MTG)のコミュニティは、しばしば議論や批判の対象になるが、今回はその素晴らしい側面が注目されている。
人気YouTuber「Tolarian Community College」のProfessorが発起人となり、LGBTQ+支援団体「Trans Lifeline」のために行われたチャリティ募金が、わずか24時間で15万ドル(約2,280万円)を突破。
この募金活動には、MTGの著名人や企業も次々と参加し、大きな話題を呼んでいる。
本記事では、このキャンペーンの詳細とMTGコミュニティの団結力について解説する。
■ 要点解説
1. チャリティ募金「MTG Trans Lifelineキャンペーン」とは?
- Tolarian Community CollegeのProfessorが主導し、MTGプレイヤー向けに開始。
- 賞品として「マスターズ」セット各種10箱×10名分(計100箱)を提供。
- 参加条件は「Trans Lifeline」に4ドル(約608円)以上を寄付すること。
- 米国政府の政策変更を受け、Trans Lifelineの支援がこれまで以上に必要とされている。
- 募金は、サポートホットラインや身分証明書の発行支援、刑務所内支援などに活用。
2. 募金額は24時間で15万ドルを突破!
- 開始24時間で4,300人以上が寄付し、15万ドル(約2,280万円)を超える資金が集まる。
- ProfessorはTwitterで「MTGプレイヤーの力は本当にすごい!」と感謝のコメント。
- 「MTGのGather(集う)という言葉が、今回の活動を象徴している」とも述べた。
3. MTGコミュニティ全体が支援に参加
- MTGの有名クリエイターや企業も募金活動に協力。
- The Command ZoneのJosh Lee Kwai:「イニストラード・リマスター」のコレクターブースターなどを提供。
- CovertGoBlue(人気ストリーマー):サイン入りプレイマットやシングルカードを寄付。
- Gamegenic(カードアクセサリーメーカー):MTG関連グッズを提供。
- CoolStuffInc(カード販売店):『霊気走破』のプレイブースターを4箱寄付。
- 「Ponies: The Galloping Secret Lair」や『ラヴニカ・リマスター』のドラフトボックスも賞品に追加。
- 支援者の一人は「Trans Lifelineが私の命を救った」とコメントし、支援の重要性を強調。
4. 過去のMTGチャリティ活動と比較
- MTGコミュニティは以前から慈善活動に積極的に参加。
- 2023年の「Sheldon’s Spellbook Secret Lair」では210万ドル(約3億1,920万円)をがん研究基金に寄付。
- 2023年の「Trans Lifeline」募金は24万ドル(約3,648万円)。
2024年は42万5,000ドル(約6,460万円)を記録。
- 今年のキャンペーンも過去最高額を更新する可能性が高い。
■ まとめ
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「MTG Trans Lifelineキャンペーン」が大成功
- 24時間で15万ドル(約2,280万円)を突破し、多くのプレイヤーが支援に参加。
- Tolarian Community CollegeのProfessorが発起人となり、豪華賞品を提供。
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MTGコミュニティの有名人・企業も協力し、募金を後押し
- The Command Zone、CovertGoBlue、Gamegenic、CoolStuffIncなどが賞品を提供。
- 小規模クリエイターや一般プレイヤーも支援に加わり、コミュニティ全体の一体感が生まれた。
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MTGの慈善活動の歴史を塗り替える可能性も
- 2023年は42万5,000ドル(約6,460万円)の募金が集まったが、今年はそれを超える可能性がある。
- Sheldon’s Spellbook Secret Lairの成功例と並び、MTGコミュニティの団結力を証明するイベントとなった。
このような取り組みは、MTGの本質である「Gather(集う)」という精神を体現している。
新しいセットや禁止改定に対する議論が盛んなMTGコミュニティだが、いざという時には一致団結して支援活動に取り組む。
今回のキャンペーンは、その力を改めて示した出来事といえるだろう。
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