【MTGRocks】記事情報:MTGスタンダードで3ターン目でワンショット766ダメージの衝撃。

2025年のMTGスタンダード環境は、物議を醸した「ユニバースビヨンド」の導入や強力なコンボカードの登場で混乱を極めました。
しかし、禁止改定後は環境が安定し、複数の戦略が共存する健全な状態に近づいています。
それでも、3ターンキルが可能な現状は、スタンダードの爆発力と不安定さを象徴しています。
要点解説
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スタンダードの現状と課題
- 2025年は「ユニバースビヨンド」導入で議論が過熱。
さらに「迷える黒魔道士、ビビ」など禁止級カードが環境を支配。 - 禁止後は複数のデッキがトップメタに並び、バランスは改善。
しかし3ターンキルが可能な環境は依然として危険水域。
- 2025年は「ユニバースビヨンド」導入で議論が過熱。
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3ターンキルの実態
- 「精鋭射手団の目立ちたがり」登場で大量ダメージコンボが容易に。
- 「残響の力線」追加でターン2キルも理論上可能に。
- 「ティファ・ロックハート」や「火の技の学び手」など、複数のカードがOTKエンジンとして機能。
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766ダメージコンボの詳細
- RedditユーザーMugen8YTが紹介した理論コンボでは、3ターン目で「火の技の学び手」を766/17に強化可能。
- 必要カード:「始まりの町」×3、「ラノワールのエルフ」、「火の技の学び手」、「栄誉」、「巨大化」×2、「かさ上げ」×3。
- 手順:
- 1ターン目に「始まりの町」+「ラノワールのエルフ」。
- 2ターン目に「火の技の学び手」+「栄誉」+「始まりの町」。
- 3ターン目に「始まりの町」→「巨大化」×2→「かさ上げ」(フラッシュバック含む)。
- 合計11枚のカードが必要で、現実的な構築では不可能に近いが、理論上は766ダメージ。
- 欠点:トランプルがないため、ブロックされると無力。
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環境への影響と懸念
- このコンボは「お遊び」レベルだが、赤単系OTKはあと1枚の強力カードで環境を壊しかねない。
- 現在のスタンダードは「爆発力」が前提条件になりつつあり、効率性が極端に高い。
- コントロールデッキが抑止力になるが、ベスト・オブ・ワンでは脅威が顕著。
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今後の見通し
- 2026年にはスタンダード合法セットが7つ登場予定。禁止級カード再発のリスクは高い。
- Wizards of the Coastがバランス調整を維持できるかが鍵。
まとめ
スタンダード環境は一時の混乱を乗り越えたものの、3ターンキルが可能な現状は健全とは言い難いです。
理論上の766ダメージコンボは非現実的ですが、爆発的な火力が「当たり前」になりつつあることは懸念材料。
2026年に向けて、Wizardsが禁止改定やカードデザインでバランスを保てるかが注目されます。
プレイヤーは、今後の新セットでさらなるコンボが登場する可能性を覚悟しておくべきでしょう。
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