MTGデザイナーが明かす、モダンホライゾンセットの「固有の葛藤」。 – マジック:ザ・ギャザリング

mtgrocks

【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナーが明かす、モダンホライゾンセットの「固有の葛藤」。

 

 

 

 

約2か月前にリリースされた『モダンホライゾン3』が再び注目を集めています。
これは、マーク・ローズウォーターの2024年デザインに関する最新のレポートが公開されたことに起因しています。
このレポートでは、セットの成功と失敗が詳細に議論され、特に2枚の強力なカードが指摘されました。
このリリースを機に、プレイヤーたちが『モダンホライゾン3』がモダンフォーマットに与えた影響について再び議論を始めています。
この記事では、その背景と問題点について解説します。

要点解説

  • モダンホライゾンセットの影響

    • 『モダンホライゾン3』は、過去のモダンホライゾンシリーズの流れを踏襲し、高いパワーレベルを持つカードを多数収録しています。
      この結果、モダンフォーマットのトップデッキは『モダンホライゾン3』のカードで構成されることが多くなり、フォーマット全体が大きく変動しています。
    • これにより、モダンフォーマットの多くのデッキが『モダンホライゾン3』に依存する形となり、一部のプレイヤーからは批判の声も上がっています。
  • 高いパワーレベルが売り上げに寄与

    • ローズウォーター自身が述べたように、『モダンホライゾン3』は非常に好調な売り上げを記録しており、その成功はパワーレベルの高さに支えられています。
      強力なカードがプレイヤーに求められているため、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはこの流れを続けざるを得ません。
    • 『モダンホライゾン4』のリリースも既に予測されており、将来的にも高パワーのセットが続く見込みです。
  • プレイヤー間の意見の対立

    • 高パワーレベルのカードを好むプレイヤーもいれば、古いカードが無価値になることを懸念するプレイヤーも存在し、両者の意見はしばしば対立します。
      ローズウォーターは、このバランスを取るのが難しいことを認めています。
    • 今後の『モダンホライゾン4』では、この問題がさらに深刻化する可能性があり、プレイヤーの満足度をどのように維持するかが課題となっています。
  • モダンフォーマットの強制的なローテーション

    • モダンフォーマットにおいて、「モダンホライゾン」シリーズのリリースは事実上の強制的なローテーションを引き起こしており、これが頻繁に行われることで、プレイヤーの不満が増す可能性があります。
    • 現在、最長のローテーション間隔は3年間ですが、今後は「Universes Beyond」シリーズのセットが頻繁にリリースされることで、ローテーションのサイクルが短縮される懸念があります。

まとめ

『モダンホライゾン3』は高いパワーレベルとそれに伴う影響で、モダンフォーマットを大きく変動させました。
この成功は、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが今後も高パワーのセットをリリースし続ける要因となりそうです。
しかし、プレイヤー間での意見の対立や、モダンフォーマットの強制的なローテーションの問題も無視できません。
これらの課題にどのように対応するかが、今後のMTGの発展にとって重要なポイントとなるでしょう。

MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました