【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナー、21年前のメカニズムは睡眠中に発明!
MTG(マジック・ザ・ギャザリング)のユニークなメカニズムの一つ、「双呪」は、なんとヘッドデザイナーのマーク・ローズウォーターが夢の中で考案したものです。
本記事では、このメカニズムの誕生秘話、歴史、類似するメカニズムとの比較を通じて、双呪の魅力と限界を解説します。
要点解説
1. 双呪の誕生秘話
- 夢の中での発想:
- ミラディンのメカニズム開発中、マーク・ローズウォーターが夢の中で考案。
- 小規模で、テーマに依存しない汎用性の高いメカニズムとして誕生。
- メカニズムの特徴:
- モード付きカードに追加コストを支払うことで、すべてのモードを使用可能にする。
2. 双呪の歴史と採用例
- 登場セット:
- 主にミラディンブロック(『ミラディン』『ダークスティール』『フィフス・ドーン』)で採用。
- 『モダンホライゾン』や『統率者 2019』で再登場。
- 代表例:
- 「歯と爪」: EDHで頻繁に使用されるカード、追加コスト(2マナ)で大きな効果を発揮。
3. 類似メカニズムとの比較
- キッカー:
- 追加コストを支払うことで複数のモードを選べる点で双呪と似ている。
- 例: 「遺跡の碑文」では、モードを1つだけ省略する選択肢も提供。
- 増呪:
- モードごとにコストを支払い、必要な効果だけを選択可能。
- 例: 「神聖な協力」。
- 放題:
- 各モードに個別のコストを設定し、自由度が高い。
- 例: 「最後の決戦」はモードを組み合わせて柔軟なプレイが可能。
4. 双呪の限界と将来性
- 設計上の制約:
- モードごとのコストが均等である必要があり、デザインの幅が限定的。
- 高い双呪コストが、カードを実際に使用する意欲を下げる可能性。
- ストーム値の評価:
- マーク・ローズウォーターは双呪を6と評価(再登場の可能性は低い)。
- 一方、Spreeは4と評価され、将来的に再登場する可能性が高い。
まとめ
「双呪」は夢の中で生まれた斬新なメカニズムとしてMTGの歴史に名を刻んでいますが、現在では類似のメカニズム(キッカーや放題)がより柔軟な選択肢を提供しています。
再登場の可能性は低いものの、そのユニークなデザインはMTGファンにとって特別な存在であり続けるでしょう。
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