【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナー、壊れた『龍嵐録』メカニズムの再発を擁護。
MTGデザイナーのMark Rosewaterが作成した「ストーム・スケール」は、特定のメカニズムが今後のセットで再登場する可能性を評価する指標です。
例えば、飛行や威迫のように頻繁に登場するメカニズムもあれば、ゲーム環境を破壊しかねないものもあります。
その代表例が「発掘」や「ストーム」で、これらはストーム・スケールで最高の10にランクされており、再登場の可能性が極めて低いとされています。
要点まとめ
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「ストーム」の特徴と問題点
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「ストーム」は、そのターン中にプレイヤーが唱えた呪文の数だけコピーを生成するメカニズム。
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強力なコンボデッキを生み出しやすく、対戦相手がほぼ対処不能になることが多い。
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長時間のターンを生み出すため、多くのプレイヤーにとって不快なゲーム体験をもたらす。
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ストーム・スケールの基準と影響
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ストーム・スケール10のメカニズムは、基本的に新しいセットには登場しない。
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しかし最近のスタンダードセットで「ストーム」を持つカードが登場し、議論を呼んでいる。
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例:「轟く機知、ラル」や「嵐鱗の末裔」など。
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「嵐鱗の末裔」の影響とカメオ・メカニズムの概念
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「嵐鱗の末裔」は『タルキール:龍嵐録』のカードで、「ストーム」を持つ。
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しかし、このカードは「カメオ・メカニズム」(特定のカードだけが持つ一時的なメカニズム)として扱われるため、ストーム・スケールの評価には影響しない。
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カメオ・メカニズムは、セット全体のメカニズムではなく、一部のカードのみに適用される。
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今後の「ストーム」の再登場の可能性
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「ストーム」は今後のスタンダードセットでコア・メカニズムとして再登場する可能性は極めて低い。
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ただし、『モダンホライゾン』シリーズのようなエターナルフォーマット向けセットでは再登場の可能性がある。
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Wizards of the Coastは基本的にスタンダードやエターナルリーガルなセットを優先するが、例外を設ける可能性も示唆。
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まとめ
「ストーム」はその強力さとゲームバランスを崩しやすい特性から、ストーム・スケールで10にランクされており、今後スタンダードでの再登場は極めて難しいと考えられます。
しかし、カメオ・メカニズムとして単発で登場することはあり得るため、今後も注意が必要です。
また、モダンやレガシー向けのセットでは、「ストーム」が再び登場する可能性があり、コンボ好きなプレイヤーにとっては朗報かもしれません。
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