【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナー、16枚のアルケミーカードが紙で復刻可能であることを確認。


デジタル専用フォーマットとして登場したアルケミーは、その斬新なカードデザインと引き換えに、多くのプレイヤーから賛否を巻き起こしてきた。
しかし近年、マーク・ローズウォーターの発言をきっかけに、「紙のマジックでのアルケミーカードの再録」が現実味を帯びてきている。
今回はその動向と、紙で使えるアルケミーカードの注目株について解説する。
注目ポイントまとめ
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ローズウォーター氏が「紙で再録可能」と明言
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アルケミーの中でも一部のカードは調整なしで紙での使用が可能。
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現段階では「可能性がある」と述べただけで、再録の確約はされていない。
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『Mystery Booster 2』にて非公式な紙再録はすでに実施
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「頭目の神官」や「時計技師、ルスコ」などが銀枠で登場。
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しかし、正式なトーナメントでは使用できない。
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紙でも使える16枚のアルケミーカード
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調整不要で紙対応可能な16枚がこちら:
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「略奪者の頭、ツァガン」
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「緊急脱出」
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「闇の歓迎」
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「ひたむきな人形師」
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「一番目の子豚」
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「不吉な保管箱」
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「武運の祈り」
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「常軌を逸した空技術」
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「熱心な炎導き」
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「反射網」
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「甲板のボス、サラ」
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「雷鎖の精鋭」
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「想像された悪鬼、エスリミク」
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「大嵐の捕獲者」
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「スピード・ブルードの追尾者」
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「ゴブリンの衝突操縦者」
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注目カード1:「ひたむきな人形師」
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「三番目の子豚」や「悲嘆」、「孤独」とのコンボが可能。
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モダンでの活躍が期待され、特に白黒系のデッキ(オルゾフ)と好相性。
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注目カード2:「闇の歓迎」
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ライフ回復・カードドロー・トークン生成がXマナで可能なインスタント。
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コントロールや中速デッキのフィニッシャーとして有望。
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注目カード3:「武運の祈り」
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クリーチャーを入れられない構築制限があるデッキ(「不屈の独創力」等)での採用候補。
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宝物トークンの活用次第ではパイオニア級の活躍もあり得る。
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統率者向けカードも多数
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「甲板のボス、サラ」や「開拓者、おたから」など、無限コンボの起点になりうる効果を持つ。
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「緊急脱出」は除去耐性として、アリストクラッツ系統率者デッキで注目。
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まとめ:紙再録の可能性に期待は高まるが、慎重な見方も必要
今回明かされた情報により、アルケミーのカードが今後紙のマジックで使えるようになる可能性が浮上した。
特に調整不要の16枚については、再録の候補として具体的な議論の対象となりそうだ。
一方で、再録の実現性については「可能性がある」という段階に過ぎず、具体的なスケジュールや再録先の製品などは発表されていない。
また、紙に持ち込めないカードも多く、全体的には限定的な影響に留まる可能性が高い。
それでも、今後のアルケミーセットにおいて「紙再録を前提にした設計」が増えることで、デジタルと紙の融合が進む可能性もある。
今後の動向に注目しつつ、アルケミー発の有力カードが紙で活躍する日を期待したい。
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