【MTGRocks】記事情報:MTGファイナルファンタジーの「オメガ」公開、特定作品への偏りに懸念の声。



マジック:ザ・ギャザリングとファイナルファンタジーのコラボセットが、現在進行中のスポイラー公開で大きな注目を集めています。
しかし、その一方でシリーズ各作品の「扱いの差」がプレイヤーの間で議論を呼んでいます。
特に最新カード「心を持たぬ者、オメガ」の公開により、こうした懸念が表面化しました。
要点解説
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「心を持たぬ者、オメガ」:新機軸のカード
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総マナコストは5GU、伝説のアーティファクト・クリーチャー(ロボット)として登場。
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戦場に出たとき、各対戦相手の土地でないパーマネントを1つタップし、非基本土地の数だけ麻痺・カウンターとライフを得る。
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非基本土地の枚数に応じた効果で、マジック史上初の「非基本土地を参照するカード」として注目を浴びている。
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特に統率者戦での使用が想定され、強力なブリンク戦略との相性も抜群。
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FF XIV偏重への不満
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「オメガ」はFF Vのスーパーボスとして初登場したキャラだが、MTG版ではFF XIVの姿で実装。
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他にも「神龍」や「マトーヤ」など、原作では別作品初出のキャラがXIVバージョンで採用されている。
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Reddit上では「FF Vのキャラが不当に少ない」「人気シリーズばかり優遇されている」といった不満の声が相次いでいる。
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現時点のカード枚数(スポイラー集計による)では、FF XIVが25枚に対し、FF IIはわずか4枚、FF Vは8枚と大きく差がある。
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人気重視と構成上のバランス問題
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XIV、VII、VI、Xは人気が高いためコマンダーデッキも用意されており、メインセットでも枚数が多くなるのは「合理的」との見方も。
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一方で、ファン層が少数派の作品が「置き去り」にされることで、セット全体がシリーズを包括するという趣旨に反しているという指摘も。
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今後の巻き返しに期待
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現在公開済みのカードは約174枚で、全体の半分程度。残り135枚の中でバランスが取られる可能性はある。
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特にFF Vファンは「エクスデス」などの主要キャラの実装に希望を寄せている。
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まとめ
「心を持たぬ者、オメガ」は、非基本土地を参照する斬新な効果で注目を集める一方、ファイナルファンタジーシリーズ内の偏ったキャラ選出問題を浮き彫りにしました。
人気作品の比重が大きくなるのは商業的には理解できますが、シリーズ全体を祝うセットであるなら、より幅広い作品への敬意と配慮が求められます。
今後公開される残りのカードによって、このバランスがどこまで是正されるかが注目されます。
ファン全員が納得できる仕上がりになることを願いたいところです。
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