【MTGRocks】記事情報:パワー9なし!420人規模のエターナル・ウィークエンド選手権で「黒単」デッキがトップ8入り。



2025年10月の週末、アメリカで開催された「エターナル・ウィークエンド」にて、ビンテージ・チャンピオンシップが開幕しました。
合計420名が参加するこのイベントで、特に注目を集めたのが「黒単・スキャム」デッキの快進撃です。
なんと、最終的にトップ8に入りながらも、「パワー9」のカードを1枚も使わずにここまで勝ち進んだ点が話題を呼んでいます。
「要点解説」
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黒単・スキャムが「ノーパワー」でトップ8入り
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使用されたデッキは、「ブラック・ロータス」や「モックス」などの「パワー9」を一切不使用。
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スイスラウンドでは8勝0敗2分、無敗でトップ8に進出。
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「スキャム」戦略で相手を徹底妨害
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「悲嘆」+「再活性」による2枚ハンデスを初手で実現する動きがデッキの要。
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「思考囲い」をフル投入し、妨害の安定性をさらに強化。
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強力なクリーチャーと墓地活用
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「カザド=ドゥームのトロール」(レガシー禁止)を「再活性」で釣って速攻展開。
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「ダウスィーの虚空歩き」「オークの弓使い」でドローと墓地戦略に対応。
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サポートカードと制限カード
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「バロウゴイフ」や「ボガートの獲物さらい」など、中コストで安定した打点を確保。
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「致命的な一押し」「精神的つまづき」「苛立たしいガラクタ」などの限定的対策も光る。
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サイドボードの汎用性
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「虚空の力線」は墓地系、「無のロッド」はアーティファクトデッキ対策に最適。
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「暗黒の儀式」からの「ダウスィーの虚空歩き」展開は、ドレッジ系に対する強力な1ターンキル阻止手段。
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驚異のコストパフォーマンス
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デッキ全体の価格は約22万8,000円(Mox Jet 1枚分)以下。
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高額カードなしでもビンテージ環境で好成績を収める構築として注目。
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「まとめ」
ビンテージというMagic: The Gatheringで最も強力なフォーマットで、「黒単・スキャム」が「パワー9」不使用でトップ8入りという快挙を成し遂げました。
妨害力の高さと墓地活用の柔軟さにより、高額カードに頼らない構築で競技環境に食い込む力を証明しました。
ビンテージ=超高額という印象を持っていたプレイヤーにとって、本デッキは参入への大きな後押しとなるでしょう。
今こそ、あなたもこのフォーマットにチャレンジしてみる絶好の機会かもしれません。
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