プレイステーションとのクロスオーバーが『ドクター・フー』カードに波及、233%の値上がり。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:プレイステーションとのクロスオーバーが『ドクター・フー』カードに波及、233%の値上がり。

 

 

 

2025年9月末に開催されたMagicCon: Atlantaでは、2026年のMTG製品スケジュールや『ローウィンの昏明』の初出し情報、さらに19種類の「Secret Lair」発表など、大量の新情報が公開されました。
その中でも特に話題を呼んでいるのが「PlayStation Secret Lair Superdrop」。
機能的にユニークなカードが多数含まれており、コマンダー構築に新たな可能性を示しています。

中でも『ドクター・フー』デッキ由来の「マーラによる誘惑」が注目され、突如として市場で価格高騰を起こしました。その背景には、新たなコマンダーとのシナジーや供給の少なさがあるようです。

要点解説

  • 「PlayStation Secret Lair Superdrop」が公開
    全7種のクロスオーバーセットから構成され、それぞれに固有の効果を持つカードが含まれる。
    特に『アンチャーテッド』のネイサン・ドレイクや『スパイダーマン』のグウェン・ステイシーなどが目玉。

  • 「マーラによる誘惑」が突如価格急騰
    「最悪の二択」という選ばせるメカニズムを持つ赤のインスタント。
    市場での価格は約182円から、約560円へと一気に上昇。
    TCGplayerでは現在、通常版で約626円から販売されている。

  • ネイサン・ドレイクとの相性が注目された要因
    ネイサンは対戦相手のカードを奪い、その能力を使用できるため「マーラによる誘惑」の効果と好相性。
    その他、グウェン・ステイシー/ ゴースト・スパイダーや、能力を2回発動できる「ヴァリヤード」ともシナジーあり。

  • デッキ投入率は高くないが影響力は大きい
    EDHRECによると、ネイサン・ドレイクデッキのうち86件、グウェンデッキで436件に採用。
    9月29日に突如130枚が売れるなど、一時的な「買い占め」も発生。

  • 今後の再録は不透明、価格上昇の可能性も
    Universes Beyond(UB)枠のカードであるため、再録には新たなライセンス処理が必要。
    2025年以降に再録を予定したMastersセットもなく、短期的には供給が絞られる見込み。

まとめ

「マーラによる誘惑」は、ゲーム的には「最良の選択」ができないメカニズムながらも、統率者戦においては十分に価値のあるカードです。
とくにネイサン・ドレイクやグウェン・ステイシーとの組み合わせが注目されており、MagicConでの新情報公開をきっかけに一気に価格が高騰しました。

現在の価格は約560円〜630円前後と安くはありませんが、再録の難しさと徐々に高まる需要を考慮すると、今後さらに値上がりする可能性もあります。
ただし、必ずしも強力な必須級カードではないため、購入を検討する場合は自分のデッキとの相性をよく見極めることが重要です。

市場の動向としても、こうした限定コラボカードが短期的に注目を集め、価格変動の要因となるケースが増えています。
特にSecret Lairシリーズは継続的に供給が限られるため、早めのチェックが肝心でしょう。

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