【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤー、忘れられた協力型統率者戦の新しい選択肢を発見。

マジック:ザ・ギャザリング(MTG)には、人気の「統率者戦」以外にも多彩なマルチプレイフォーマットがあります。
その中で、長らく忘れられていた「大群」という協力型フォーマットが再び注目を集めています。
ゾンビの群れに立ち向かう、まるでアポカリプス映画のような体験ができるこのフォーマットは、年末の集まりやカジュアルプレイにぴったりです。
要点解説
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「大群」フォーマットの誕生
- 2011年、当時のR&Dメンバーであるピーター・クヌッドソン氏が提案。
- 「新しい遊び方」としてQuiet Speculationの記事で紹介。
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基本ルール
- プレイヤー3人(各自統率者デッキ) vs 自動操作の「大群」デッキ。
- 「大群」デッキはプレイヤーが操作せず、毎ターン山札の上からカードを公開し、トークンなら即場に出す。
- トークンは速攻を持ち、可能なら毎ターン攻撃。
- 非トークンカードは「無限マナ」で唱えられる。
- プレイヤー側の合計ライフは60点。これが0になると敗北。
- 「大群」側は山札が尽き、場にトークンが残っていなければ敗北。
- プレイヤーはゲーム開始時に3ターンの準備期間あり。
- 「大群」へのダメージ=その枚数分のライブラリを切削。
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デッキ構築の特徴
- クヌッドソン氏のオリジナルはゾンビテーマ(100枚中60枚がゾンビトークン)。
- 他にもゴブリンや動物など、テーマを自由に設定可能。
- プレイヤーが操作しないため、40枚程度は自動で機能するカードを選ぶ必要あり。
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カジュアル人気と公式イベント
- コミュニティサイト「大群マジックc」ではデッキリストや情報を公開。
- 2014年の「Born of the Gods」ゲームデーで公式イベント「Battle the Horde」が開催。
- アプリ「Against the Horde」を使えば、専用デッキなしでプレイ可能。
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コスト感
- 専用デッキを構築する場合、カード購入費はテーマ次第だが、ゾンビ系なら約4,680円程度で揃うことも可能。
- アプリ利用なら追加コストゼロ。
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魅力
- 協力型で、ゾンビ襲来をシミュレーションする没入感。
- 統率者戦に飽きたときの新しい選択肢。
- 「MTGをボードゲーム的に楽しむ」体験ができる。
まとめ
「大群」フォーマットは、MTGのゲームエンジンを活かしたユニークな協力型プレイです。
ゾンビの群れに仲間と立ち向かうスリルは、通常の対戦とは一味違う楽しさを提供します。
年末年始の集まりやカジュアルなゲーム会に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
専用デッキを作るもよし、アプリで手軽に試すもよし。
統率者戦に次ぐ「もう一つの選択肢」として、「大群」は再び脚光を浴びる価値があります。
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