MTGプレイヤー、プレイブースターからのショーケースカード削除を要望。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤー、プレイブースターからのショーケースカード削除を要望。

 

 

 

 

『Magic: The Gathering』では2019年以降、「Project Booster Fun」によってブースターパックの内容や構成が大きく変化しました。
特別なデザインのショーケースカードや毎パック封入されるフォイルカードは、カード開封の楽しさを増す要素として歓迎されてきましたが、ここにきてその評価に変化の兆しが見られます。
『​久遠の終端』以降、一部プレイヤーから「ショーケースカードはプレイブースターから排除すべき」との声が上がり、開発責任者のマーク・ローズウォーターも意見を求める形で議論が活発化しています。

要点解説

  • アートカードの削除とトークン復活

    • 『​久遠の終端』から、プレイブースターにアートカードは含まれず、代わりにトークンカードが確定で封入されるように。

    • 長年要望されていた変更であり、実用性向上が目的。

  • ショーケースカードの問題点

    • ドラフトなどリミテッド環境では、視認性の悪さがゲーム進行を妨げる。

    • 多彩な枠デザインがカードの判別を難しくし、読み違いやテンポの悪化を招く。

    • 特に最新セットに登場したレトロポスタースタイルなどは、色やマナコスト、効果の把握が困難。

  • プレイヤーの賛否両論

    • 一部プレイヤー(例:Reynoldsericd)はショーケースカードもコレクターブースターに限定すべきと主張。

    • 他のプレイヤーは「開封体験の魅力が損なわれる」「すでに高価なコレクターブースターに価値が集中しすぎる」と反論。

    • 視認性の改善で解決できるとの意見もあるが、Wizardsの方向性はむしろデザインの多様化に向いていると見られる。

  • 今後の影響

    • ショーケースカードがプレイブースターから完全に除外される可能性は低い。

    • ただし、このようなフィードバックの増加は、将来的な製品構成やデザイン方針に影響を与えるかもしれない。

まとめ

ショーケースカードは、かつては特別感と魅力を提供する革新的な施策として歓迎されていましたが、リミテッドフォーマットなど実際のゲームプレイにおいては混乱の種にもなりつつあります。
『​久遠の終端』でのアートカード削除に続き、今度はショーケース枠の扱いが焦点となっているのです。

開封の楽しさとゲームの快適さ、この両立がいかに難しいかを象徴する今回の議論。
現在は大きな仕様変更には至っていないものの、今後のプレイヤーの声やフィードバックによって、さらなる調整が行われる可能性もあります。

デザインと遊びやすさのバランスをどうとるか――この課題は、今後のMTG製品開発においても重要なテーマとなるでしょう。

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