【MTGRocks】記事情報:MTG最新セットの伝説カードの複数バリエーションにプレイヤーの不満噴出。



MTGの新セット『久遠の終端』では、1枚のキャラクターに対し複数のレアリティでバージョンが存在するという実験的な試みが行われました。
これは「Universes Beyond」シリーズで見られた手法の初の“収録世界内セットでの採用”であり、プレイヤー間では賛否を巻き起こしています。
要点解説
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「バリアント収録の目的」
キャラクターの成長やストーリーを各バージョンで表現する意図で導入。
ユニバースビヨンドではよく使われるが、初の試みとなる。 -
「プレイヤーの否定的反応が多い理由」
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同名キャラクターに複数バージョンが存在すると混乱する。
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種類によって能力が異なるため、一貫性がなく「別人に感じる」という声も。
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重要なキャラがアンコモンにもいることで、物語性が希薄化するとの批判も。
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世界観の広がりが薄れて「狭い世界に感じる」との意見もあり。
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「かつての“ブロック構成”への回帰希望」
2018年以前に採用されていた“複数セット連作”では、物語やキャラクターの成長を自然に描けたため、多くのプレイヤーがそちらを好む意見も投稿。 -
「代替案としてのフリップカード提案」
UBシリーズでは頻用されているフリップカード形式も、物語展開の手法として再提案された。ただし通常セットでは使用が難しい、との見方が多い。 -
「ポジティブな意見もある」
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キャラクターを好きなプレイヤーは、選択肢が増えてうれしいという声。
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アンコモン版の存在でリミテッドで出現率が高まり、初心者にも親しみやすい。
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「成長が色の変化ではなく、色が減る描写」としてキャラ進化の逆転を楽しむ人も。
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ストーリー重視のファンには、新たな語り口として評価する声もある。
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「今後の可能性は不透明」
ウィザーズはSNSで反応を募っており、今後の採用はプレイヤーの意見次第。
ただ現状、再採用の可能性は低そうです。
まとめ
『久遠の終端』の複数レジェンダリーバリアント導入は、MTGに新たな物語表現手法を提案したものの、多くのプレイヤーには受け入れられにくいものでした。
混乱や世界観の狭さ、物語の軽視などが問題として浮上しています。
一方で、リミテッドや統率者への親和性向上、キャラ愛を深める要素として好意的に受け止めるプレイヤーも少なくありません。
今後、このアプローチが再び採用されるかは、運営とコミュニティの微妙なバランスにかかっています。
シリーズとしての物語進行手法の進化に、今後も注目が集まります。
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