プレイ不可能な2マナ8/8に失望したMTGプレイヤーたち。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:プレイ不可能な2マナ8/8に失望したMTGプレイヤーたち。

 

 

 

 

デジタル専用セット「アルケミー」のスポイラーシーズンが始まり、多くの注目カードが登場しています。
その中でも、「Mitotic Ultimus」は特に話題となっています。
2マナで8/8という驚異的なスタッツを持ちながら、特定の条件下でのみそのコストを下げられるため、実用性について賛否が分かれています。

要点まとめ

  • 「Mitotic Ultimus」の強みと制約

    • 2マナで8/8のトランプル持ちという強力なスペック。

    • ただし、場にパワー7以上のクリーチャーが必要で、条件達成は難しい。

    • 除去されても「Mitotic Slime」を生成し、場のパワーを維持できる。

    • しかし、追放除去には弱く、安定性に欠ける。

  • 適したデッキとコンボ

    • 「緑単ランプ」:中盤以降の圧力として有効だが、現環境では下火。

    • 「ティムール・ランプ」や「グルール・恐竜」:「Mitotic Ultimus」を必要としないため採用は難しい。

    • 「解剖道具」と「峰の恐怖」のコンボ:大量のトークンを生成し、OTK(ワンターンキル)が可能。

    • 「ブロール」では有力な選択肢となる可能性あり。

  • 紙のMTGでの実現可能性

    • 「創出」(カードを新たに作成する能力)が紙での実装を妨げている。

    • しかし、「片目のガース」のような類似効果を持つカードはすでに存在。

    • ルール上の問題よりも、テキスト量が多いことが紙での実装を妨げる要因。

    • 「整備長、ピア・ナラー」の例を見ると、十分なスペースがあれば実装可能とも考えられる。

まとめ

「Mitotic Ultimus」は、強力なスペックを持ちながらも、使用環境が限られているため、競技的な活躍は難しい可能性が高いです。
特に現在のアルケミー環境では、速攻デッキが主流であり、スローなミッドレンジ戦略は厳しい状況にあります。
一方で、ブロールや特定のコンボデッキでは輝く場面もあるため、今後のメタ次第では評価が変わるかもしれません。

紙のMTGでの実装についても、ルール的には可能ですが、「創出」の扱いやテキストの問題が課題となっています。
将来的にMystery Boosterシリーズなどでの実装の可能性も考えられるため、今後の展開に期待したいところです。

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