【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤーが26年前の壊れ級ダブルチューターを再発見。



30年以上の歴史を持つ『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』には3万枚を超えるカードが存在します。
その中には、長年忘れられていた強力カードも少なくありません。
今週、1999年発売の「中心部の防衛」が再び注目を浴び、SNSで話題になっています。
要点解説
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カード効果の概要
「中心部の防衛」は緑のエンチャント(マナ総量4)で、対戦相手がクリーチャーを3体以上コントロールしていると、自分のアップキープ開始時にこのカードを生け贄に捧げ、ライブラリーから最大2体のクリーチャーを戦場に出すことができます。 -
統率者戦での活躍
1対1の通常戦では条件が厳しく、除去もされやすいため使いづらい側面がありますが、4人対戦の統率者戦環境では条件を満たすのが容易。
さらに他のプレイヤーに注意が向くため、除去されずに能力が発動する可能性が高いです。 -
シンプルに強力なカード
条件を満たすだけで、制限なしに好きなクリーチャー2体を直接戦場に出せるのは非常に強力。「ゼンディカーの報復者」+「孔蹄のビヒモス」といったコンボで一気に試合を決める動きも可能です。 -
価格と使用率のギャップ
それほどの性能にもかかわらず、EDHRecによると緑の統率者デッキ全体の約2.68%しか採用されていません。
たとえば「俗世の教示者」は12.68%と大きく上回っています。
価格も比較的安価で、記事執筆時点で約1911円程度。 -
カードの知名度が低い理由
原因はその「知名度の低さ」にあります。
Secret Lairやボーナスシートでの再録はありましたが、メインセットでの収録は稀で、プレイヤーが存在を知らない可能性が高いのです。 -
SNSで話題再燃
Redditではカード画像と共に「これってやっぱり強い?」という投稿が話題になり、600件以上のコメントが殺到。
多くのプレイヤーが「このカードはマジでヤバい」と同意を寄せ、再評価の流れが加速しています。 -
コンボ性能も高い
コンボパーツとしての評価も急上昇中。
「タッサの神託者」と「呪文探求者」の組み合わせにより、一気に勝利を狙えるギミックも存在。
さらに「鏡割りのキキジキ+士気溢れる徴集兵」や「変幻の大男+生贄手段」など様々な勝ち筋にもつながります。 -
cEDH(競技環境)ではやや不安定
コンボ性能は高いものの、ターンをまたぐ必要がある点が競技環境ではネック。
ただし、カジュアルな統率者戦環境では依然として非常に強力な選択肢です。
まとめ
「中心部の防衛」は、知名度こそ低いものの、条件を満たすだけで圧倒的なアドバンテージを得られる超強力カードです。
特に統率者戦においては、対戦人数の多さが条件の達成を助け、プレイの幅も大きく広がります。
再録の少なさゆえに今まで見落とされがちでしたが、今回の再注目により今後の使用率や価格が上がる可能性は十分にあります。
統率者デッキを強化したいプレイヤーは、今のうちに1枚確保しておいても損はないかもしれません。
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