【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤーたち、バグだらけの「ヤーグルの日」イベントに失望の声。



『Magic: The Gathering』の魅力の一つは、ゲームが自らを過度にシリアスに扱わず、ユーモアやミームを取り込む柔軟さにあります。
その象徴的存在の一つが、9/3という独特のステータスを持つクリーチャー「ヤーグル」です。
毎年9月3日(9/3)にちなんで「ヤーグルの日」が開催されますが、2025年のイベントは一風変わった形式で行われました。
しかし、今年は難易度や不具合がプレイヤーの不満を呼び、祝祭がやや苦いものとなっています。
主なポイント
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新形式のイベント内容
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2025年の「ヤーグルの日」は従来の特別フォーマット戦ではなく、5つの限定実績(アチーブメント)に挑戦する方式に変更。
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例:合計パワー9のクリーチャーをコントロールする、ヤーグルで93点のダメージを与える、など。
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実績3つ達成で限定エモート「Gnshhagghkkapphribbit」、5つ全達成で称号「The Bargler」を獲得可能。
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難易度の高さによる不満
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ヤーグルを場に残し続けて9回攻撃を通すなど、達成困難な条件が多い。
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統率者戦で「デッキの土地をすべて使い切って勝つ」といった条件もあり、時間制限(9月10日まで)も不安視されている。
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Reddit上では「ほぼ不可能だ」という声が多数。
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技術的不具合の発生
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実績の進捗が正しくカウントされない不具合が報告。
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「ヤーグルで93点ダメージ」や「25枚のドミナリアカード使用」などが特に反映されにくいとの声。
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一部プレイヤーから「史上最悪のイベント」と酷評される事態に。
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運営の対応
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WizardsはSNS上で「Death by Vanilla」の実績がバグっていることを認め、修正パッチと達成期限延長を告知。
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ただし他の実績も同様の不具合がある可能性があり、さらなる対応が求められている。
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コミュニティの工夫と結束
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プレイヤー同士で効率的なデッキリストや攻略方法を共有。
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例:「終末の加虐者」で一気にライブラリーを削り切るコンボで条件を達成する工夫など。
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互いのヤーグルを通す、降参を控えるなど「ヤーグルの日ルール」をプレイヤー間で共有し、助け合いが生まれている。
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まとめ
2025年の「ヤーグルの日」は、限定実績や特典によって新鮮な試みが導入された一方で、難易度設定と不具合により大きな不満を招いてしまいました。
しかし、コミュニティが工夫を凝らし、助け合いながら挑戦を楽しむ姿は、「The Gathering」というMTGの本質を再確認させるものです。
運営が早急に技術的問題を改善すれば、ヤーグルの日は再び多くのプレイヤーにとって楽しい年中行事として機能するでしょう。
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