MTGで物議を醸した強力メカニズム、復活に賛成多数。 – マジック:ザ・ギャザリング

mtgrocks

【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤーが投票して、悪名高い強力なメカニックを復活させることに決定。

 

 

 

 

Magic: The Gathering(MTG)の歴史32年の中で、最も物議を醸したメカニズムといえば「相棒」です。
過去にはDredgeやDelveなど強力なメカニズムがフォーマットを壊しましたが、それでも「相棒」ほどの騒動には至りませんでした。
登場直後に大幅なエラッタが必要となり、現在でも10種類中5種類が複数フォーマットで禁止されています。
それにもかかわらず、最近の投票結果から、このメカニズムが再び登場する可能性が浮上しています。

要点解説

  • 「相棒」の問題点

    • 初期デザインは強力すぎ、ゲームバランスを崩壊させた。
    • エラッタ後も5枚が禁止カードに指定。
    • 「デッキ構築制限+強力な効果」という設計思想は理論上魅力的だが、現実では調整が困難。
  • 最新の動向

    • MTG主任デザイナーMark Rosewaterによる投票で「もっと相棒を作るべき」が55.6%。
    • 800件以上の回答で賛成多数という意外な結果。
    • プレイヤーのコメントでは「リミテッドでの構築要素が楽しかった」という声も。
  • バランス調整の難しさ

    • 強すぎると「夢の巣のルールス」のように禁止級カードに。
    • 弱すぎると存在意義がなくなる。
    • 固定で追加カードを得られる仕組み自体が強力なため、設計は非常に繊細。
  • 再登場の可能性と代替案

    • 通常セットでの再登場はリスクが高い。
    • 「Un-Set」での採用案はあるが、収益性の低さから実現困難。
    • デジタル専用フォーマット「アルケミー」ならリリース後に即時調整可能で有力候補。
    • ただし、現状ではイコリア再訪やモダン直結セットがないため、実現は不透明。
  • 経済的背景

    • Un-Setは収益性が低く、ホライゾンやマスターズセットに比べて利益が見込めない。
    • 新メカニズム開発には高コストが伴うため、慎重な判断が必要。

まとめ

「相棒」はMTG史上最も議論を呼んだメカニズムであり、その再登場は賛否両論です。
プレイヤーの期待はあるものの、バランス調整の難しさと過去の失敗から、通常セットでの復活はリスクが高いでしょう。
現実的な選択肢はアルケミーなどデジタル環境での採用ですが、実現時期は未定です。
今後のMTG開発方針に注目が集まります。

MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました