【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤーが敵対的なフォーマットにおける抜けた禁止カードに懸念
2024年末、Magic: The Gatheringの多くのフォーマットで禁止カードの発表が行われましたが、パウパーフォーマットには変更がありませんでした。
Gavin Verhey氏による分析では、現在の主要デッキやカードについての懸念が示され、多くのプレイヤーから意見が寄せられています。
本記事では、パウパーの現状と、禁止措置や将来的な解禁の可能性について詳しく解説します。
要点解説
1. 現状分析:主要デッキとその評価
-
赤単・バーン
- 特徴: 「ゴブリンの墓荒らし」や「機械仕掛けの打楽器奏者」を用いた速攻型デッキ。
- 勝率: パウパーリーグで52%と最も高い。
- 評価: Verhey氏は「強力だが許容範囲内」として、禁止措置は不要と判断。
-
繁殖鱗コンボ
- 特徴: 「日を浴びる繁殖鱗」と「サディスト的喜び」を中心としたコンボデッキ。
速攻性と耐久性を兼ね備える。 - 勝率: 赤単より低く、禁止の必要性はないと評価。
- 特徴: 「日を浴びる繁殖鱗」と「サディスト的喜び」を中心としたコンボデッキ。
-
親和
- 特徴: アーティファクト主体の伝統的デッキ。
過去に多数の禁止措置を受けている。 - 勝率: 現在50%と抑えめ。繁殖鱗コンボに不利なため安定していない。
- 特徴: アーティファクト主体の伝統的デッキ。
2. ウォッチリスト入りしたカード
- 「命取りの論争」
- 用途: 親和や繁殖鱗コンボでリソースを大幅に増やすツール。
- 懸念: 将来的に禁止される可能性あり。
- アーティファクトランド(ミラディン系列)
- 効果: 「命取りの論争」や「感電破」の強化を支える。
- 議論点: 「ゴリラのシャーマン」などの対策があるものの、依然として強力。
3. プレイヤーの主な意見
-
「のたうつ蛹」
- 批判の理由:
- 繁殖鱗コンボのサブプランとして機能し、対応が難しい。
- 除去してもトークンが残るため、完全に無効化できない。
- 複数枚引かれると対処が困難で、環境を歪めていると指摘される。
- 類似例: 「鏡割りの寓話」のようにゲーム全体に影響を与えるカードと比較される。
- 批判の理由:
-
禁止措置の欠如に対する不満
- 「Paupergeddon」という大規模イベントで繁殖鱗コンボがトップ16を席巻したにもかかわらず、禁止が行われなかったことへの失望感。
- 禁止の欠如がフォーマットの健康性に疑問を投げかけている。
4. 将来の展望
- 禁止カードの可能性
- 繁殖鱗コンボやアーティファクトランドに関連するカードが、2025年に禁止される可能性が高い。
- 「予言のプリズム」の解禁
- トロンデッキの復活を目的に、「予言のプリズム」の再解禁が議論される可能性あり。
- 解禁により、フォーマット全体の戦略の多様性が拡大する可能性。
まとめ
パウパーフォーマットは現在、禁止措置なしで安定していると評価されていますが、特定のカードやデッキに対するプレイヤーの懸念が強まっています。
特に「のたうつ蛹」やアーティファクトランドが環境を歪めているとの声が目立ちます。
2025年の公式発表に向けて、さらなる議論と調整が期待される中、プレイヤーコミュニティの声が今後のフォーマットの方向性を左右するでしょう。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント