【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤーは、ウィザーズが間違ったカードを禁止したと強く信じています。
2024年12月16日に行われた大規模な禁止改定から5週間が経過しましたが、モダンフォーマットでは依然としてボロス・エネルギーが圧倒的な存在感を誇っています。
禁止カードや解禁カードがメタゲームに変化をもたらした一方で、プレイヤーからはさらなる対策を求める声が高まっています。
要点解説
1. 改定後のモダン環境
- 禁止カード:「色めき立つ猛竜」と「一つの指輪」が禁止され、ボロス・エネルギーの弱体化を狙った。
- 解禁カード:複数のパワフルな古典カードが解禁され、新たなデッキ構築の可能性が広がった。
- 結果:
- ボロス・エネルギーは依然として高い使用率を誇り、環境のトップに君臨。
- 特に12月16日以降もプレイヤーがメタゲームを調整してきたにもかかわらず、その優位性は揺るがず。
2. 地域選手権のデータ
- 大会規模:カナダとチェコ共和国で開催。チェコ大会には約1,000人以上が参加。
- 使用率:
- ボロス・エネルギーが全体の25%以上を占め、2日目にはその割合がさらに上昇(27%超)。
- 過去の悪名高いデッキ「ホガーク」の使用率を超える驚異的な数値。
- 強さの証明:
- トップメタとして認識されているにもかかわらず、対策を回避して勝利を収める能力を持つ。
3. プレイヤーの批判と議論
- 「色めき立つ猛竜」禁止の問題:
- 多くのプレイヤーが、猛竜よりも「魂の導き手」や「ナカティルの最下層民、アジャニ」を禁止すべきと指摘。
- 理由:
- 「魂の導き手」はデッキの生命線であり、「オセロットの群れ」や「静牢」などとの相性が高い。
- アジャニは「ゴブリンの砲撃」とのコンボで盤面を支配し、対策が難しい。
- 一部の意見では、「色めき立つ猛竜」はボロス・エネルギーの中で「最も弱いカード」とまで評されている。
4. 今後の展望
- 次の禁止改定:2025年3月31日に予定されているが、それまでにプレイヤーの不満が続く可能性大。
- 解決策:
- 「魂の導き手」の禁止が有力。これによりデッキの核が弱体化し、環境のバランスが取れる可能性。
- ただし、禁止によりボロス・エネルギーそのものが消滅するリスクもある。
まとめ
ボロス・エネルギーは現在のモダン環境において圧倒的な支配力を持つデッキとして議論の的になっています。
「色めき立つ猛竜」の禁止は一歩前進でしたが、依然としてこのデッキの強さは健在で、次の禁止改定でさらに踏み込んだ対応が求められるでしょう。
特に、「魂の導き手」のようなデッキの中核を成すカードを禁止することで、環境全体の健全化を図ることが議論されています。
次回の禁止改定までの間、プレイヤーたちは引き続きメタゲームに工夫を凝らしながらも、ボロス・エネルギーの影響力を注視していくことになるでしょう。
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