【MTGRocks】記事情報:MTGプレイヤーたちが銀枠のUnカード復活を希望の声で要望。



マジック:ザ・ギャザリング(MTG)において、ユニークな魅力を放つ「Un-セット(アンセット)」は、1998年の『Unglued』から始まり、公式ルールを破る奇抜なカードたちで多くのファンを魅了してきました。
かつては「銀枠」で識別されていたこれらのカードも、2022年の『Unfinity』で「ドングリ・スタンプ」へと移行しました。
そんな中、最近行われたBlogatogのアンケートをきっかけに、銀枠復活を望む声が高まっています。
要点まとめ
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銀枠廃止とドングリスタンプの導入
アンセットはジョークやルール破壊的要素を含む非公式カードセット。
かつては銀枠がその特徴だったが、『Unfinity』からは黒枠+ドングリスタンプへ変更された。 -
アンケート結果:復活支持が7割超
Blogatog上の投票では、73.9%が「銀枠の復活」を支持。
ドングリスタンプ支持は15.1%、Unカードそのものに否定的な意見は11%。
この結果は、Unセットへの関心と復活の希望を示している。 -
ドングリスタンプの利点と問題点
黒枠化によりアンセットカードが一部公式フォーマットで使用可能になったが、ステッカーやアトラクションなどの要素が問題視され、結局はレガシーやヴィンテージで禁止に。よりバランスの取れた構成を望む声もある。 -
「Silver Bordered Project」の存在
銀枠カードを統率者戦で使用可能にする計画が2024年に発表された。
Wizardsはこのプロジェクトの継続を望んでいるが、具体的な時期は未定であり、優先順位も低めであるとされる。 -
Unセットの将来性は不透明
ファンからの支持は高いが、売上面では過去に苦戦してきた。
現在の製品スケジュールは『モダンホライゾン』や「マスターズ」などの高収益セットで埋まっており、新たなUnセットの発売は厳しい見通し。
まとめ
アンセットや銀枠カードは、MTGの中でも特異で愛され続けている存在です。
プレイヤーの間では依然として復活を望む声が根強く、今回のアンケート結果はその証左と言えるでしょう。
しかし、現実問題として経済的理由やスケジュールの制約により、すぐに新たなUnセットが実現する可能性は低いと考えられます。
それでも、「Silver Bordered Project」などの新たなアプローチが進められているのは朗報です。
統率者戦のようなカジュアルフォーマットで銀枠カードが活躍する未来は、まだ消えてはいません。
ファンの熱意が大きな流れを生むこともある以上、今後の展開に期待を込めて見守りたいところです。
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