【MTGRocks】記事情報:MTG主任デザイナーがスパイダーマン初公開に関する意外な詳細を明かす。



『久遠の終端』のスポイラーシーズンが終わったばかりですが、マジック:ザ・ギャザリング(MTG)の新展開は止まりません。
今週末のサンディエゴ・コミコン2025では、大注目の新クロスオーバーセット『マーベル スパイダーマン』のファーストルックが予定されており、プレイヤーの間で大きな話題となっています。
要点解説
● 『マーベル スパイダーマン』セットは二重構造
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スパイダーマンとのクロスオーバーは「Universes Beyond」として展開。
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デジタルプラットフォーム(MTG Arenaなど)ではライセンスの関係上、「Through the Omenpaths」という別カード群が代替として実装。
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実質的に「1つのセットで2つのカード群」が存在するユニークな構成。
● SDCCではOmenpathsカードの情報は公開されない
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Mark Rosewater(マロー)がBlogatogにて「Omenpathsのカードは今回のSDCCでは公開されない」と明言。
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スパイダーマンの印象を強調するために、別テーマのカードとの同時公開は避けた形。
● Omenpathsカードの公開時期は不透明
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「セット発売が近づいた頃に詳細を発表する」とのみ案内されており、具体的な時期は未定。
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可能性としては:
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メインカードの画像ギャラリー更新と同時に公開
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スポイラー期間終了後にWeeklyMTGで特集
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最悪の場合、MTG Arena上でリリース当日まで非公開のまま
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● なぜOmenpathsが重要視されているのか?
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クロスオーバーセットに対する「ユニバース内(正史)バージョンを見たい」という声が以前から多く寄せられていた。
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特にスパイダーマンのようなSF/現代ヒーローは、ファンタジー中心のMTG世界に違和感をもたらす可能性があり、その違和感を緩和する存在として期待されている。
● 需要はあるが今後の継続は不透明
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プレイヤーの注目は集めているが、「Universes Beyond」セットと並行して別カード群を作るのは、アート制作・印刷コストの面で大きな負担。
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今後も「Omenpaths型」の二重構造が継続されるかは不明。
まとめ
『マーベル スパイダーマン』セットは、世界的な人気IPとのクロスオーバーという点で大きな注目を集めており、サンディエゴ・コミコンでの初公開に期待が高まっています。
一方で、デジタル版での展開となる「Through the Omenpaths」カード群は、MTGファンの間で根強い関心を呼びながらも、その詳細がまだ伏せられています。
本来のMTG世界観に適合させる意図で生まれたこの「裏セット」は、近年の「Universes Beyond」展開の課題や方向性を象徴する存在とも言えるでしょう。
現時点で公式な公開スケジュールは未定ですが、今後の情報や発表に注視していく必要があります。
これまでにない二重構成のセットがどのように評価され、プレイヤーに受け入れられるのか──その答えは、間もなく明らかになるはずです。
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