【MTGRocks】記事情報:『MTG ファウンデーションズ』忍者プレインズウォーカーがスタンダードに潜入。
『MTG ファウンデーションズ』で登場した新たなプレインズウォーカー、「狡猾な侵入者、魁渡」は、その柔軟な能力で複数のフォーマットで注目されています。
ジェイスの代わりとして登場した魁渡は、特にスタンダード環境でその真価を発揮しており、早くもトップデッキに名を連ねる存在となっています。
要点解説
1. 「狡猾な侵入者、魁渡」の特徴
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基本情報
- マナコスト: 1UU(青)
- 初期忠誠値: 3
- 能力概要:
- パッシブ: 自軍クリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、忠誠値を1つ得る。
- +1: クリーチャー1体をブロック不能にし、カードを1枚引き1枚捨てる。
- -2: 青の2/1忍者トークンを生成。
- -9: プレイヤーが呪文を唱えるたび、2/1忍者トークンを生成する紋章を得る。
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能力のポイント
- パッシブ効果の強み: 忍者トークンや飛行クリーチャーとの相性が良く、複数のクリーチャーで攻撃すれば一気に忠誠値を稼げる。
- 「-9」大マイナスの実現性: +1能力でクリーチャーを通しやすく、速いペースで忠誠値を貯められる。
- 多機能な+1能力: 攻撃支援だけでなく、墓地利用や手札調整にも活用可能。
2. スタンダード環境での活躍
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主な採用デッキ: ディミーア・ミッドレンジ
- 構築の特徴
- 「遠眼鏡のセイレーン」や「フェアリーの黒幕」といった飛行クリーチャーで序盤から攻勢をかける。
- 魁渡の+1で攻撃を補助し、忠誠値を増加させつつ手札を調整。
- 過去バージョンの「悪夢滅ぼし、魁渡」とも高いシナジーを持つ。
- 構築の特徴
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ディミーア・ミッドレンジでの役割
- トークン生成で地上を守り、長期戦では-9で勝利条件を提供。
- 高いテンポでゲームを展開できるため、ミッドレンジデッキに最適。
3. 他フォーマットでの可能性
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パイオニア:
- ディミーア・アグロでテスト中。
- 忍術を持つカードや飛行クリーチャーと相性が良く、テンポを取る役割を担う。
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統率者戦:
- 忍術を活用するデッキ(例: 虎の影、百合子)で採用候補。
- トークン生成能力と攻撃支援が強力なユーティリティカードとして機能。
まとめ
「狡猾な侵入者、魁渡」は、そのパッシブ効果や多彩な能力で、特にテンポを重視するデッキで高い評価を得ています。
スタンダード環境ではディミーア・ミッドレンジの中心的存在となり、他フォーマットでも活躍が期待されています。
歴代のジェイスほど象徴的ではないかもしれませんが、実用性と人気で着実にその地位を築きつつあるプレインズウォーカーです。
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