必須なMTG嫌悪カード、259%価格上昇。- マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:必須なMTG嫌悪カード、259%価格上昇。

 

 

 

2023年12月の禁止改訂以降、モダン環境は「ボロス・エネルギー」「脱出基地」の2つのデッキが支配する状態が続いている。
この2つの強力なアーキタイプに対応するため、多くのプレイヤーが特定の対策カードを採用し始めた。

その中でも、現在特に注目されているのが「石のような静寂」だ。
このカードの需要が急増し、わずか数週間で価格が約259%も上昇している。
今回は「石のような静寂」 の役割や価格の推移、今後の見通しについて解説する。

要点解説

1. 「石のような静寂」が再び注目される理由

  • モダン環境の変化

    • 「ボロス・エネルギー」と 「脱出基地」が環境のトップメタとして君臨。
    • 特に 「脱出基地」は「オパールのモックス」の再解禁により、アーティファクト主体の爆発的なコンボデッキとして勢力を拡大。
  • 「石のような静寂」の効果

    • すべてのアーティファクトの起動型能力を無効化。
    • 「オパールのモックス」「モックス・アンバー」「ミシュラのガラクタ」「研磨基地」などの重要カードを機能停止にする。
    • これにより、「脱出基地」のコンボ成立を大きく妨害可能。
  • 他の対策カードと比較

    • 「溶融」も強力な対策カードだが、ソーサリーであるため対応が遅く、デッキ側がプレイングで回避できる余地がある。
    • 一方で、「石のような静寂」は 置くだけで相手のデッキの根本的な動きを封じられる ため、より有効とされている。

2. 価格の急上昇

  • 2024年1月13日時点

    • モダンマスターズ2017版の非Foil価格:約348円
  • 1月末時点

    • 価格が約757円まで上昇。
  • 現在(最新価格)

    • 約1,247円まで高騰し、259%の価格上昇を記録。
    • 新品未使用品の最安値は約1,510円 に達し、さらに上昇傾向。
  • 他のバージョンの価格

    • 『イニストラード』版:約1,139円
    • 『Mystery Booster 2』の白枠版:約1,208円以下

3. 今後の展望

  • 「ボロス・エネルギー」と「脱出基地」の支配が続く限り、「石のような静寂」の需要は衰えない。

    • 1月に開催された Champions Cup Final in Chiba では、「ボロス・エネルギー」と「脱出基地」の使用率が43%を超える など、依然として強力な影響力を持っている。
    • 『霊気走破』の新カード「帰還航路」などのアーティファクトシナジー強化 により、さらに需要が高まる可能性。
  • 価格は今後さらに上昇する可能性が高い

    • モダン環境が大きく変化しない限り、「石のような静寂」の価値は維持または上昇 すると予想される。
    • 価格が下がるのを待つより、早めに確保するのが得策 かもしれない。

まとめ

  • モダン環境では「ボロス・エネルギー」と「脱出基地」が支配的 であり、これらのデッキをメタるための対策カードとして 「石のような静寂」が再評価されている。
  • 価格がわずか数週間で約259%上昇し、現在1,247円以上に。
  • 需要の高さから価格は今後も上昇する可能性が高いため、購入を検討するなら早めが吉。
  • 『霊気走破』の登場でさらにアーティファクト系デッキが強化される可能性があり、「石のような静寂」の価値も上がると予想される。

モダン環境で勝ち残るためには、「ボロス・エネルギー」や「脱出基地」対策を徹底することが重要 だ。
白を使うデッキなら、今のうちに「石のような静寂」を確保しておくべきだろう。

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