【MTGRocks】記事情報:MTG開発者が「ユニバースビヨンド」セットの隠れたコストを明かす。


「ユニバースビヨンド(Universes Beyond)」は、コラボによる特別セットとして登場以来、賛否を巻き起こしてきました。
しかし、FFコラボセットが発売初日に約2億9,400万円を売り上げるなど、その成功はもはや疑いようがありません。
ところが、新たな情報により、この人気シリーズの将来に思わぬ課題が浮上しています。
注目ポイント
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イベントごとのロイヤリティ発生
MTGO開発者Tony Mayer氏によれば、「ユニバースビヨンド」セットをデジタルイベントで使用するたびにロイヤリティが発生する。
価格設定の見直しも必要になるため、運営コストが通常セットより高い。
利益が見合わなくなれば、イベント終了が早まる可能性あり。 -
現状の影響例
「FFセット」はリミテッドの競技イベントとして利用できず、プレイヤーは『霊気走破』『タルキール龍嵐録』『久遠の終端』といった通常セットのみを選択可能。
これは小さな変化に見えるが、将来の方向性を示唆している可能性がある。 -
代替策:「Through the Omenpaths」の存在意義
「Through the Omenpaths」は、マーベル版のカードをMTG世界観に落とし込んだパラレルセット。
この方式なら追加ロイヤリティ不要で、デジタルイベントの寿命を延ばせる。
ただし、カード名の変更や新規アート制作にコストがかかるため、全てのUB作品に適用できるわけではない。 -
今後の対応シナリオ
ケースバイケースで「Omenpaths版」が作られる可能性。
交渉次第でイベント用ロイヤリティを免除、あるいは低額にできる場合もある。
もう一つの懸念は「イベント料金の値上げ」。
紙のUB製品は既に価格が高めに設定されているため、デジタルでも同様の方針が取られる可能性がある。
まとめ
「ユニバースビヨンド」は、FFコラボの大成功をはじめ、今後も続いていくことは間違いありません。
しかし、新たに浮上した「イベントごとに発生するロイヤリティ問題」により、デジタル環境での寿命が短くなる可能性が示唆されました。
「Through the Omenpaths」のようなパラレルセットは一つの解決策ですが、その分コストもかかります。最悪の場合、イベント価格の値上げという形でプレイヤーに負担が及ぶ可能性も。
成功を重ねる「ユニバースビヨンド」ですが、その未来は一筋縄ではいかないようです。
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