MTGの食物コンボカード、価格が245%急騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGの食物コンボカード、価格が245%急騰。

 

 

 

マジック:ザ・ギャザリング(MTG)のカード価格動向が一時的に落ち着いている中、『久遠の終端』から登場した強力な統率者「手際の良い宇宙調理士、ラゴスト」の影響で、特定カードに新たな価格上昇が発生しています。
その筆頭が、『Fallout』コラボ製品に収録された「ヌカコーラ自動販売機」です。

要点解説

  • 赤字が続いていたMTG市場でも、「ヌカコーラ自動販売機」の価格が急騰。

  • 「ラゴストデッキとの強力な相性」
    ・「ヌカコーラ自動販売機」は食物・トークンを宝物トークンに変換可能。
    ・「ラゴスト」は食物を投げる能力を持ち、ライフゲインで自身をアンタップ可能。
    ・宝物も「ラゴスト」の能力で食物扱いになるため、コンボが成立。
    ・このコンボにより、毎ターン約9点(対戦相手3人で各3点)のライフドレインが可能。
    ・実際のゲームでは一度成立すれば「ラゴスト」は「見つけ次第除去対象」となるほどの脅威。

  • 「価格の急上昇」
    ・6月末時点では1枚約1,116円。
    ・「ラゴスト」が公開された7月8日以降に需要が急増。
    ・現在の市場平均価格は約3,851円で、約245%の高騰。
    ・近年販売された「非Foil通常版」でも、約3,602円前後で取引。
    ・「ボーダーレス版」は約4,557円、「通常Foil」は約5,880円前後。
    ・「サージFoil版(ボーダーレス)」は約11,760円超で取引されており、コレクター人気も高い。
    ・通常版は構築済みデッキ「科学の力!」に収録。
    その他の高額バージョンは「Fallout コレクター・ブースター」のみで入手可能。

  • 「将来性と懸念点」
    ・食物デッキの中核カードとして長期的に需要が続く可能性あり。
    ・MTGのデザイン責任者マーク・ローズウォーター氏が、今後のスパイダーマンセットでも新たな食物系アーティファクトの登場を示唆。
    ・再録が困難な点も価格維持の要因。Fallout IPに深く結びついており、他製品での再録が難しい。
    ・これまでのUniverses Beyond系カードの再録実績は少なく、主に「The List」経由だったが、同機構はすでに廃止。

まとめ

「ヌカコーラ自動販売機」は、「手際の良い宇宙調理士、ラゴスト」とのコンボにより、その真価が一気に評価されました。
高騰の主な原因は、その唯一無二のシナジー性能と、再録の困難さにあります。
今後の再録がない限り、3,000〜4,000円前後の価格は維持されると見込まれます。

今後も食物テーマがMTGで拡張されれば、さらなる需要増も考えられます。
食物シナジーを活かした最強の統率者デッキを組みたいなら、「ヌカコーラ自動販売機」はまさに必須カードです。
コレクション目的としても注目すべき1枚といえるでしょう。

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