【MTGRocks】記事情報:MTG メタパーツが価格が345%急騰。


現在のマジック:ザ・ギャザリング(MTG)スタンダード環境で猛威を振るうイゼット果敢。
その対策カードとして「真昼の決闘」が注目を集め、競技シーン全体で採用率と価格が急上昇している。
パイオニアやモダンにも影響が波及する中で、本記事ではこのカードの動向と今後の展望を詳しく見ていく。
■ 要点まとめ
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イゼット果敢の猛威と「真昼の決闘」の採用
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イゼット果敢がアメリカRC(Regional Championship)で予選突破デッキの約半数を占め、日本でもトップ8のうち4人が使用。
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果敢の核である「コーリ鋼の短刀」は複数呪文を唱えることで能力が誘発するが、「真昼の決闘」によりそれが阻止される。
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「真昼の決闘」は2マナで各ターンの呪文1枚制限を課すエンチャントで、5マナで5点ダメージを与える能力も持つ。
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競技シーンでの採用状況
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版図・ズーやジェスカイ・眼魔のサイドボードに採用例あり。
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白系デッキが振るわなかった日本RCでは使用率が低め。
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パイオニアやモダンにも果敢デッキの影響で一部採用が進行中。
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価格高騰の経緯
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一時は1枚約44円まで低下していたが、欧州RCで再注目され急騰。
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現在の平均価格は約197円で、最高で1枚約572円の取引も確認。
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拡張アート版も約429円前後で推移。
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通常版は在庫わずか17件。多くが大会使用に不向きなフォイル版。
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価格維持の不確実性
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一部の上位デッキでは不採用。例:US RC優勝のジェスカイ・コントロール。
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日本RCでは23位まで白系デッキ不在。
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果敢側にも「洪水の大口へ」のような対抗策が存在し、「真昼の決闘」の有効性は低下する可能性も。
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■ まとめ
スタンダード環境において「真昼の決闘」は、イゼット果敢に対抗する数少ない有効手段として脚光を浴び、約197円まで価格が急騰している。
この動きは一時的なものである可能性も否定できないが、果敢に限らず、複数呪文前提のコンボ系にも刺さることから、一定のメタゲーム価値は今後も継続するだろう。
とはいえ、使用者の需要が競技シーン依存であることから、トップメタの変動や対策の確立次第で再び価格が下落するリスクも高い。
保有や購入を検討しているプレイヤーは、今後の大会結果やデッキ傾向を注視しながら動向を見守るのが得策だ。
「真昼の決闘」は『サンダー・ジャンクションの無法者』に収録されています。
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