【MTGRocks】記事情報:MTGスパイダーマンのルール変更でMDFCカードに新たな可能性が開かれる。



「スパイダーマン」セットの公開と同時に、MTGのゲームルールに大きな変更が発表されました。
それは、これまで変身できなかった「MDFC(モード両面カード)」に変身が可能となる新ルールが導入されるというものです。
今すぐ大きな影響は少ないものの、将来的には強力なコンボや新戦略を生み出す可能性を秘めています。
【要点まとめ】
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ルール変更の内容
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これまでMDFCは戦場に出た後に変身できなかった。
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新ルールにより、MDFCも「変身せよ」と指示されれば変身可能に。
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「スパイダーマン」セット収録の神話レアMDFCがその先例で、正面を唱えてから後に裏面へ変身できる仕組みを持つ。
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既存カードへの影響
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既に刷られたMDFCにも遡及して適用。
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全88枚のうち44枚が両面パーマネント。理論上は変身可能。
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ただし裏面が土地のカードが多く、変身しても実用性は低め。
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プレインズウォーカーに変わるタイプは忠誠カウンターが得られず即死するため非現実的。
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変身を誘発させる手段の難しさ
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「月霧」など一部カードで可能だが、ほとんどは「アガサの魂の大釜」などを介さなければならない。
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これにより生物のみ対象となり、さらにサポートカードが必要で動きは非常に冗長。
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過去にもコンボ構築が試みられたが、結局安定性に欠けて成立せず。
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将来の可能性
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今後登場するMDFCはすべて変身できる前提でデザインされる。
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物語上のキャラクター成長を1枚で表現できるため、「Universes Beyond」セットで多用される可能性大。
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より安価で強力な変身能力が登場すれば、「アガサの魂の大釜」との組み合わせで実用性が増す。
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現時点での影響は小さいが、今後「壊れた」コンボが出てくる余地は十分にある。
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【まとめ】
今回のMDFCルール改定は、現状では大きな変化を生むものではありません。
しかし、今後のセット次第で強力な相互作用が解禁される可能性があり、無視できない布石といえるでしょう。
特に「Universes Beyond」シリーズではMDFCの活用が進みやすく、物語性とメカニズムが融合した新しいデザインが登場するはずです。
この変更は小さな一歩に見えて、MTGの将来に大きな可能性をもたらすものと考えられます。
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