MTG アバターの構築戦テーマは成功しない? -マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTG アバターの構築戦テーマは成功しない?

新セット「MTG Avatar」の正式リリースが迫り、構築戦での新カード活用に期待が高まっています。
中でも話題なのが「同盟者」タイプのカード群。
しかし、現時点での評価は決して楽観的ではありません。以下にその理由を整理します。

要点まとめ

  • 同盟者デッキの現状

    • タイプ別デッキが久々に登場し注目されるが、決定的な「報酬」カードが不足。
    • 「土の将軍の副官」は有望だが、他の強力なロード効果は乏しい。
    • 多くのカードが除去に弱く、テンポを維持しづらい。
  • 構築上の問題点

    • 1マナ域が貧弱で、攻撃的な展開が難しい。
    • 妨害要素がほぼなく、ミッドレンジやコントロールに不利。
    • 「無私なる指揮官、ハコダ」などのリカバリー手段も脆弱。
  • 環境との相性

    • 現在のスタンダードは「ディミーア・ミッドレンジ」、「オルゾフ・セルフバウンス」など除去豊富なデッキが主流。
    • 「ティシャーナの潮縛り」などでシナジーを封じられるリスク大。
    • 除去不足により大型クリーチャーへの対処が困難。
  • わずかな強み

    • 「茶屋「ジャスミンの龍」」「魂の洞窟」などで多色マナ基盤が安定。
    • 「素早き救済者、アン」「不動の守護者、アッパ」など瞬速持ちでテンポ戦略の可能性あり。
    • 無限トークンコンボの芽もあるが、典型的な部族デッキとしては厳しい。
  • コスト換算の参考

    • 例えば「土の将軍の副官」が約615円。
    • 「うろつく玉座」が約1,848円。

まとめ

「同盟者」デッキは魅力的なテーマ性を持ちながらも、現状では環境トップに食い込む力は不足しています。
除去耐性や妨害性能の低さ、決定打となるカードの欠如が大きな課題です。
とはいえ、マナ基盤やフラッシュ戦略など、工夫次第で可能性は残されています。
新セットの全貌が明らかになれば、予想外のシナジーが生まれるかもしれません。
今後のメタ変化に注目しましょう。

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